タグ:人柱アリス
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あるところに、小さな夢がありました。
だれが見たのかわからない、それは小さな夢でした。
小さな夢は思いました。
このまま消えていくのはいやだ。
どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。
小さな夢は考えて考えて、そしてついに思いつきました。
人間を自分の中に迷い込ませて、世界を作らせればいいと。
...人柱アリス1/小説
麻宮まこと
[不思議の国へようこそ]
epilogue.
「…っ!」
汗だくになって目が覚めた。
見慣れた天井、見慣れた壁、見慣れた部屋。
「あ、レン、目が覚めた?」
「すごくうなされてたけど…大丈夫?」
横を見ると、心配そうなリンとミク姉の顔がある。
それを確認するかしないかというタイミングで、部屋のドアが...不思議の国へいらっしゃい 跋
桜宮 小春
!注意!
前回に引き続き、今回も流血注意です。
前回よりも少し表現がキツめなので、嫌悪感を感じる方は見ないことをお勧めします。不思議の国へいらっしゃい 4番目
桜宮 小春
!注意!
ちょっとだけですが、今回は流血注意です。
嫌悪感を感じる方は、見ないことをお勧めします。不思議の国へいらっしゃい 3番目
桜宮 小春
語り部の人柱アリス
ようこそいらっしゃいました。この度お聞かせするのは小さな夢の願いから始まった物語です。
或る所に小さな夢があったそうです。誰が見たのか、どんな夢なのかも分からないほんの小さな夢だったそうです。 小さな夢はいつしか願うようになったそうです。
「このまま消えてしまうのは嫌だ。誰かに自...語り部の人柱アリス
文鳥
簡単に赤く塗られただけの、木でできた扉。
その扉の取っ手を、姉弟2人で握って、開いてみると、さっきまでの森が、嘘のように終わっていた。
ぽつぽつと建っている、可愛らしい小さな家たち。
それに、土がむき出しの、でも森の小道より平坦で、ずっと広い道。
その道の両脇に、きっちり等間隔で、薔薇の木が、色とり...不思議の国へいらっしゃい 2番目
桜宮 小春
あるところに、小さな夢がありました。だれが見たのかわからない、それは小さな夢でした。
小さな夢は思いました。
夢 :このまま消えていくのはいやだ。
どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。
小さな夢は考えて考えて、そしてついに
夢 :人間を自分の中に迷い込ませて、せかいを作らせればいいん...【人形ウサギ的解釈-白ver-】 人柱アリス
人形ウサギ
森の赤土の小道を辿り始めて、かなりの時間がたった。
だが歩いても歩いても、森が終わる気配はない。
むしろ、どんどん木々が増えて、日の光が遮られて薄暗くなっていく。
「もう…これじゃ、今日中にお城に着くどころか、森も抜けられないじゃない」
姉が苛々と呟き、弟も無言でただ頷きを返した。
でこぼこの道を歩...不思議の国へいらっしゃい 1番目
桜宮 小春
むかしむかし、と言うほどでもないむかし。
だがここは、むかしむかし、と言っておいた方がいいだろうか。
とある、何のへんてつもない町に、双子の姉弟が住んでいた。
二人は、幼い頃に両親を亡くしていたが、互いに力を合わせて生きていた。
姉は気が強く、たびたび男の子と喧嘩するほど。
弟は賢く、町の学校での成...不思議の国へいらっしゃい 序
桜宮 小春
双子に、小さな夢は好奇心を与えました
双子は好奇心に駆られ、色んな場所を探検し遊びました
ある日、森へ続く赤い小道を歩いていると、双子の弟は大きな剣を見つけました
その剣を双子の弟はとても気に入り自分のものにしました
またある日、バラの木の下でお茶会をしたとき、双子の姉はバラの蔦に絡まった銃を見つけ...自分的解釈「人柱アリス」 四番目アリス
丼米
幼い少女に、夢は美しい容姿(姿)を与えました
少女は美しくなった自分に喜びました
そんな少女はあらゆる人々を魅了し、そして愛されました
ある日少女は森へ散歩に出かけます
そこで、バラの木の下で歌う少年と出会うのです
少年の素晴らしい歌声と優しい笑顔に、少女は次第に魅かれていきます
それから少女は毎日...自分的解釈「人柱アリス」 三番目アリス
丼米
大人しい唄歌いの少年に小さな夢は歌声に魔力を宿らせました
少年は枯れたバラの木の下で唄を歌います
魔力を与えられ少年の歌声は枯れたバラを見事に咲かせます
自分の歌声に力があることを知った少年は歌い続けました
しかし、それを邪魔するかのように森の奥から醜い叫び声が毎日のように聞こえてきます
少年は唄で...自分的解釈「人柱アリス」 二番目アリス
丼米
昔々あるところに、小さな夢がありました
誰が見たのか分からない、それは小さな夢でした
小さな夢は思いました
「このまま消えていくのは嫌だ・・・どうすれば、人に僕を見てもらえるんだろう」
小さな夢は考えて考えて・・・そしてついに思いつきました
「そうだ、人間を自分の中に迷い込ませて・・・世界を作らせれ...自分的解釈「人柱アリス」 一番目アリス
丼米
ニ番目アリス 薔薇と拳銃
ひどく、がらんとした場所。
気が付くと、そこに、佇んでいた。
何だか……脳裏まで、がらんと、真っ白だ。
ココは………どこだろう………?
………ぼく………は………?
ふと、がらんとした思考回路に、何か、白いモノが、はねた。
………白いモノ………
……そ...『人柱アリス』二次創作小説――ソウセイ⇔アリス―― ニ番目アリス 薔薇と拳銃
和沙
歪P様の人柱アリスの二次創作小説です。
*それぞれのアリスたちの夢に来る前の現などを、いろいろと、勝手に設定しています。
*少々、特殊な解釈をしているかもしれません。
*双子の依存心が、強めです。
上記のものが苦手な方は、閲覧をお控えになったほうが、よろしいかと思います。
「そんなっ!! そんなこと...『人柱アリス』二次創作小説――ソウセイ⇔アリス―― 一番目アリス 剣と柘榴
和沙
一番目に選ばれたアリスは赤い女性でした
彼女はとても勇ましく、美しい女性でした
彼女の夢は女兵士で、悪いものをなくしたいと願い、夢に迷い込んでしまいました
そこで見つけた赤いスペードマークの付いた剣を手に取り、人柱になりました
悪を倒しているうちに、彼女にはどれが悪なのか、善なのか分からなくなるほど...人柱アリス 絵本風小説 MEIKOvar.
miyadann
ちくたく、ちくたく ちくたく、ちくたく
時計が動く ちくたく ちくたく …
はじめに会ったのいつだろう 彼女は真っ赤 真っ赤な服
剣を持つ手と 切ったの持つ手 ふたつの手も 体も全部
真っ赤で真っ赤 真っ赤だ真っ赤
ちくたく、ちくたく ちくたく、ちくたく
時計は廻る ちくたく ちくたく …
再び会っ...兎の時計
雪融