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巡る言の葉の間(あわい)を
瞬きの刹那に風と変わる
まだ見ぬ世界(こたえ)に惹かれ
夢と宙(そら)の狭間 透かす
闇色塞ぐ深蒼の水面(みなも)
滑る如く裂く足取り軽(かろ)く重く
何かを求め一歩に心乗せ
あてなくひたすらに駆ける
求める答え(モノ)は泡沫(あわまつ)の夢？
求めた未来(あす)に光は見...

暮れる宵の彩(いろ)に
染まる雲霞(くもかすみ)
揺らぐ空の端に
影落とす沈黙
灯(とも)る燈(あかり)一つ
風前に踊り
映す部屋に一人
静かに息づいて
忘るるかと浮かぶ笑み
憂い振り切れず...

泣きたい時いつも
誰かが支えてくれた
今度はわたしから
あなたの力になるよ
　輝く あなたと 会った日 忘れず
　いつでも あなたと 居れたら 奇跡ね
輝いた 夏の日も
冬の日も 大好き
初めての 春の日も
手を繋ぐ 秋だって...

☆１Ａ
杏の香り花開く
愛し恋しと春唄う
右手左手すれ違い
想イ思ワレ振リ振ラレ
☆１Ｂ
乙女のカケヒキ
小さくうなずき
☆１Ｃ
知らず知らずに　瞼閉じたら...

A
彩(いろ)失す廃郷 錆びれた悲鳴
崩れ落ちていく 街の残骸
普遍に彩る 一巻(ひとまき)の書に
綴られ続ける 虚ろいの時
B
詠人(よみびと)なぞ在らず
読み人なぞ居らず
活きづく命など
それが限りと...

☆１Ａ
疲れた街を包んで　眠らせて
季節の中に　置き去りにして
冷え切った指　感覚だけが
痺れるみたいに　溶け残ってる
☆１Ｓ
Wings of silver disappeared into the sky
（銀の羽根は　空に消えた）
白い吐息が　夜に零れて
まるで　形にならない言葉みたいに...

☆1A
山茶花（さざんか）咲く頃に9
君と逢い5
微（かす）かな胸の音（おと）9
気付いたの5
1B
解（ほど）けた花弁（はなびら）に9
「スキ」「キライ」唱（とな）え8
1A'
ひたむきに伸ばした9...

☆１Ａ
とある昔のこと
生まれ堕ちた二重
射干玉の姫君
暁の媛君
☆１Ｂ
蕾淡く咲き
選り抜く運命に
瓜二つの華
水さえ違わず...

a酒も飲めない純情１４歳
浮かれ恥ずかし純粋純恋愛
私初めて誰かに恋をしました
私のいろんな初めてあなたでした
ねぇそうでしょ
ｂ冷たいつまみをつまんで酒飲み
独り虚しく晩酌つぶやく
あなたも私も変わらないのにねえ
ｓ「愛してる」が右から左へと
その笑顔を今でも覚えてる...

☆1A
鈴の音響く 鬼灯と
色無き風が 舞い踊る
くるりくるりと 秋扇
漫ろなりとも 恋唄ふ
☆1B
十六夜明かす 弓張月
募れど叶わぬ 鳳仙花
簪 紅にて 薫り立ち
花に交じりて候...

世界地図　見渡しても　
(せ)(かい)　(ち)(ず)　(み)(わ)(た)(し)(て)(も)
世界旅行はできなくて
(せ)(かい)　(りょ)(こう)(は)(で)(き)(な)(く)(て)
建前だけ残して
(た)(て)　(ま)(え)　(だ)(け)　(の)(こ)(し)(て)　
奔って行った　「ここはどこ？」...

Ａ荒野に立ち尽くすベアトリクス
ローブで隠すのは涙か死か
ｂ風は冷たく囁いている
人は冷ややかに噂してる
誰も知らない魔女のこと
ｃ月の見える日には
家に帰っておいで
魔女に食われてしまうよ
早く帰っておいで
ｓ誰も何も知らないままで構わないさ...

A
迷い込んだ先の夢で見つけた
僕の格好の玩具(おもちゃ)
さあ遊ぼうよ君の夢で
Noとは言わせないよ
B
僕は君とは違う
僕の名前はルシファー
わかったろう？
僕は堕天使だ...

1A
悲しみの雨降り
堕天使は街彷徨い
その手伸ばした
人間に恋したんだ
1B
愛という名の快楽(エクスタシー)は
禁断(エデン)の果実によく似ている
優しく甘く切なくこの身を焦がしていく
1S...

夕月(ゆうづき) 浮かび上がる
人影 波に揺れる
水鏡(すいきょう) 闇がとけて
足跡 砂に続く
揺らめく感情の波に飲まれ
心が悲鳴あげる
近くて遠くて誰にも触れられない
泡沫(うたかた)の恋
またひとつ波紋が彩(あや)どるこの水面(みなも)に
映ったものは？...

Ａ
目の錯覚を起こす現象
今日この頃おかしい状況
僕の記憶　曖昧な症状
なんか暑いな異常気象
Ｂ
ブレてく心　ふらふらり
揺れる視界　ゆらゆらり
物理の法則なんて
片っ端から崩しちゃえ...

S
枯れるまでに何匹狂わせる？
　乱れ咲いた花びら震えている
それでも確かに感じる恍惚（こお※/こ/つー）
　腐りかけた果実ほど香り立つ
A
気取った人工的な甘味料が混ぜ込まれた
　イチゴ味のミルフィーユは
黴塗（かびまみ）れになっていた
濁った瞳に映る紅（あか）と碧（あお）のコントラスト...

A
綺麗なだけじゃ　ダメみたい
　脆く砕けた　imitation
　
煌めく欠片　散らばった
　夜空を刺すように　眺めてた
B
棘がある薔薇の　美しさよりも
　芯のある強さだけを
そう、求め続けたい...

A
嘘でもいい　笑ってみて
　それを僕が　本当にするから
約束しよう　そばにいなくても
　小指繋ぐ赤い糸の先
B
もしも不安が君を覆って
　全てが敵に見える時は　一度でいいよ　
僕を呼んで　時空も超えてみせる
C...

眠れない　夜に　滲んでゆく　三日月　を
　oldglassへと　泳がせては　眺めてた　
　
雪化粧　凍る街並みは　窓の下に　
　溜め息が　落ちて　部屋の広さを感じる
　
ランプシェードは　いま　
　俯いて　影を追う
　
恋しがって　泣いているわ...

A
You said that“moon is beautiful tonight”
That's my most irreplaceable recollections. I melted.
(「今夜は月が綺麗ですね」と貴方が言ったことは
　とろけそうになるほどかけがえのない思い出なの。
But...

A
ガラスの靴はいらないよ　
　裸足のまま闇を駆けてく
中途半端な魔法には
　頼りたくもない
B　
一度会った王子さま…どうでもいいよ
　ありきたりのラストで
微笑みたくなどないから
S１...

午後三時にやきあがったクッキー
　とっておきのしあわせのレシピ・・・
ひみつのシードを
　しぼりたてのジンジャーとお昼寝させて
ハートに型抜いた
美味しい香り　君を呼び寄せてくれる
　”こっちへおいで”
ティータイムは流れる　風がワルツを踊って
　優しい陽射しのなか　君とふたり
ミルクに注いだ　甘い...

A
罪のほとりに咲く　純白の一輪
　名前もなく　終焉（おわり）を待つ
遠くか細い声　聴きとれやしなくて　　
　哀しすぎる　夢の果てで
B
こぼれる涙を　拭い去ってみせるよ
　歪んだ時空の　遙か向こうシャングリラ
S１
―Save your soul！...

A
吐きそうなほど　お菓子は甘くて
　斜めのグラス　支えてるトランプ
B
ダイヤのキング　うつろな瞳　こちらをちらり
　昼の朝顔　にらめっこするぼやけた時間
C
ひとりですごす永遠　退屈…でもいいや
　重心ずれた世界で　歪んだフォトグラフィ
A...

S’
たとえば…ほら、イメージして　誰もいない夏の島
　君とふたり過ごす時間　それだけあれば充分
A
碧く深い海の底へ　泳ぐ君を追いかけるよ
　マリンブルー、空の色が　混ざる場所で出会う奇蹟
S
一度きりのバケーションが　君の声で加速する
　ブレーキなら壊れちゃって　SparkするAccident
...