タグ:身体
9件
微弱な寒さに微かに緩んだ眼
心の捩子が少し外れたままだった
風化する心の奥底にうごめく
あの標識記号を指し示すみたい
取りこぼした残像の影
つまらない遊びをしているかのよう
止まない風の匂いにつられても
まだ後ろは振り向けないけど
斜めに傾く身体は
いつもの通りに震えている...terren
owl
真夜中に生きるこの身体は
とても小さく震えていて
僕の中で生きているこの心は
とても脆く壊れそうで
いつも通りの痛みに慣れないまま
誰にも巣食われないと思いながら
遠い日々の中であなたがくれた
あの柔い優しさも思い出せない
何もかもが白紙に返って
流した涙の意味も知らないままでいた...漂い
owl
だんだんと千切れていく
真っ白い繭の糸
まだ小さいサナギのまま
サナギのままでいる
いつかはほつれてしまう
その時はきっと
生まれ変わるんだろう
降りしきる雨の中でも
日が照らす日常の中でも
殻から抜け出せないまま...蚕
owl
僕が気を病んでいたって
誰が抱きしめてくれるわけでも無くて
求めた温もりは
簡単に与えられるわけでも無くて
この手から砂のように落ちていくだけ
この身体は暗闇に落ちていくだけ
ただそんなちっぽけなこと
ただこんな変わらないこと
それだけの存在だったんだろう
もう何も見えない...心做し
owl
要らなくなった灰色で
心をいっさいがっさい消した
〇✖△どれかなんて
そんなのもういいんだ
「終わりなんて先のことは
まったく見えるはずがなくて」
全然関係ない落書きをして
ゴミ箱の奥に放り投げた
捨てられた紙切れなんか
もう見たって意味なんてない...いっさいがっさい
owl
さよならを言う君の声は
少し寂しそうで
微かに揺れる身体は
少し震えていた
逸らすことなく
見つめられた
その潤んだ目はまるで
少女のよう
果てしない侘しさが
心を蝕んでいくのを...Gone
owl
散り積もる憂いは変わることなく
ずっと思い出の中にしまわれた
いつかの飴玉を
口の中に閉じ込めていた
再生される世界はゆるやかに
言葉の端をつまんだ手と手は
心臓を掴んでいる
夢に唄えば叶うのかも知らない
鳥が歌っていた歌は
代わる代わる時間を動かしていく...LogAnswer
owl
(イントロ)
どうしてもあなたがほしいの
せめて今夜だけでもいい
あなたを感じさせて
(Aメロ)
ただの幼馴染、あなたはその程度
だけどわたしは違うのよ...ずっとあなたと
手羽先つばさ
(サビ)
やり直せないもの
君のあのとき選んだものですか?
突き飛ばそうとする
君のその手でやろうとするのですか?
音立てて行くもの
それは今君自身に来るものかな?
(Aメロ)...やり直せないもの
手羽先つばさ