タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(194)
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『ピアニカワルツ』
ドドドレミファそうだ始めましょう
ドドドレミファそらそうですね
着ぐるみパンダが踊り出す
「おいらと一緒に笑っておくれよ♪」
吹きかけた言葉が風になる
アナタはドコから来たのですか
ワカラナイ?
えっ、ワカラナイの?
歌ってみたら思い出すかもね...『ピアニカワルツ』
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『レイアウト』
いつもの街角で占い師が語り出す
「そんなのあくまで君次第じゃん」
そりゃないだろう どうすりゃいんだ
方眼紙の上で描く未来
君はどんなスタイルを創り出す?
言葉で編み込んだ絵空事が唱え出す
「屁理屈コネても仕方ないじゃん」
それもそうだ 自分次第さ
色見本を横に睨む今は...『レイアウト』
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『blue snow』
この世の全てを海に沈めて底から空を見上げたら
心はどんな季節を知るだろう
既製品でしか語れないなら自分は何処に逝ったのか
それすら知り得ないまま ただ眠る
木枯らしが告げた虚無で計るように
遮る物など無い場所で一人 蹲った
風車(かざぐるま)を一輪捧げようとして
飛ばされてし...『blue snow』
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『花坂匁』(はなさかもんめ)
(ちょいとおひとつっ、お手を拝借☆)
(さぁ!)
寄る辺なき縁(よすが)にすすり泣く幽霊に
フラリ寄られて情けを向ければ
心奪われ ハイ引っかかりました
釣り上げた挙句にわざと出す口八丁
すらり躱され意気地が無いなと
苦し紛れに 噫…言い訳しました
暑い あー、つい 下...『花坂匁』
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『maZe』(Zは【← + →】を上下に組み合わせたロゴなイメージ)
滾らせるまま出し惜しむのは解らず屋の愛
息の仕方も手探りながら身を竦ませて挑みにかかる
何も出来ない余韻に浸る無駄な天才が
茫然として閃いたのはその場しのぎのマニフェスト
デタラメな列の先で踊る未来
感情でどうこうなるもんでもなし...『maZe』
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『グラヴィディ』
百年先のその向こう その最果てに望む
捨て場のない感情の吐け口の在処を
暴発前のジレンマをどう処理してみよう
一秒後に殺される考えで粘れば
一体全体どうしたんでもどうしようでもないもんだから
飲まれ呑まれてグルグル廻るこの管制に眼を瞑ろうか
持ち出す持論であーだこーだと優柔すぎて残...『グラヴィディ』
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『レストレイション』
なぞりつくした謎の下から
浮き上がりだした連なりが
嘲る様に問いかけた
「目を閉じて」 何もしないなんて嘘
卑しい言葉の先に埋もれた口付けに
欠片もこもらない愛
ー それこそが そう 嘘でしょう ー
この手から生まれる軌跡が笑う
時間(とき)を 罪を 真実(こえ)を 闇を...『レストレイション』
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『ピエロの子守唄』
さぁ今日もおいでなさい、お見せしましょう
続きが気になる夢の様な舞台を
いつまでそんなとこに隠れているの?
意地悪しないから、ほら顔を見せて
チクタクと数えたら、拍手をどうぞ 開幕
踊る人形、操り糸は切られた
可愛らしいお姫様、怖がらないで演じましょう
一緒に手を取り微笑むそのお...『ピエロの子守唄』
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『ジャンキィ・オーケストラ』
その病名の正式名称「ドウニモナラナイデショウ候群」
シュルシュルシュールなレアリズムから滑り落ちた
幻想(ゆめ)と呼ばれる現実逃避なクラシック
被害妄想通過中→→→<いい加減このスタイルにも飽きました( ̄∧ ̄)>
なんて☆
ご都合主義な持論をぶちかましてトンズラしました...『ジャンキィ・オーケストラ』
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『埋葬オルゴール』
傷付いた心閉じ込めればいつの日か思い出に変わる
“気付いたら遅すぎた” 言い訳をして
そうやって誤魔化して笑うのもいい
だけど だけど そのうちに もぅ 解らなくなってしまった
昼下がりのお茶に滲むジレンマがぐるりと戸惑い見せては歪んだ
胸の奥に沈めた旋律がギシギシと悲鳴をあげた...『埋葬オルゴール』
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『星降る夜に』
生真面目な後ろ姿が愛しくて
急に照れくさくなって俯くボク
いつもの帰り道 キミと二人で乗る空は
明日は何色だろう 今日は綺麗な赤でした
3年目の記念日に贈ったのは
あの日見た流星群の様な欠片
かじかむ手を握って辿る道の先にある
約束されていたはずの未来に手を振って
目映い程の世界の中...『星降る夜に』
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『mind-control』
決めきれない怠惰 人任せ
世界は 1つだけでいいと
それが全てだと思ってる
煮え切らない理性 そこにいるの?
存在感(だれか)が軋ませた願望
次もなしにただ茶化された
姿勢の悪い常識も 足癖悪いド阿呆も
とりまとめて染めてしまえば
何一つとして何の問題もないのさ...『mind-control』
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『acceleration』
何であれ構わないさ
ココが何処かなんて必要?
必死だった君はどうしたんだ
苦しみなんてプラスの要素で
偏愛ぶるつもりは別にないけど
自然と笑っちゃうから仕方ない
縫い止める感情を計算して
なんて不便な価値観なんだろうね
点火した快感を介抱しながら突き進め...『acceleration』
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『sky & field』
頑な恋を溶かしたのは君だった。
吹かした先に広がる虚しさ、埋めようとした。
手を出したのは忘れようとして、ただ必死だった。
流れる様な季節の中で溺れた旋律は、複雑すぎて聞き取れない。
それでも求めてしまうのは、ただただ僕が寂しいだけだからなんだ。
頑な恋を溶かしたのは君だ...『sky & field』
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『五百年分の祈り』
歪(いが)み合ってた時間が今更悔しくて
やっと繋がれた手が泣ける程うれしかった
一瞬で崩れ去る世界が明けた場所で
腕(かいな)を求めて彷徨い続けて
触れた寒さに焦らついた
暴(あば)きたくなる衝動から生まれた祈りが
叫びに変わる頃、引き裂かれた痛みは
愛しくて、恋しくて、君に焦が...『五百年分の祈り』
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『点滅シグナル』
着信履歴が主張する君との約束 5分前
はやる心が送信されて「早く逢いたいよ」と微笑んだ
10年前は想像も出来なかったよ
今に続く空 少しくらいは変わってるかな
踏切あがる前にもどかしい歌をどう叫ぼう
消えてほしくないから せめて此処でサインを送るよ
右に左に光る 揺れている今日を明...『点滅シグナル』
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『Party Box』
感度良好な暗闇で燻(いぶ)り出されたのは迷子の Endless night
さぁさ、どうぞお困りでしょう?
あっち←どっち↑こっち↓そっち→ 慌てないで☆
素敵に絡む甘さと、痺れるほどの苦さと、
感じたことも無い様な不思議もあります。
ドロドロロと息巻くくらいジワジワしだすド...『Party Box』
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『ペーパークラフト』
折り紙付き、定評のあるおバカな教授が言いました。
『バイリンガルでないと証明するのが難しいんだ』
そんなの、目先の問題が解らず隠そうとするただの言い訳です。
さぁ世界が灯されて、歪んだ理(ことわり)を。
映して、消えていって、後には何が待ってる?
点線沿い、山・谷ありの簡単見本...『ペーパークラフト』
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『primary diva』
現実(リアル)が吐く深い溜め息、
味気ないこの世界を今ここから救い出したいんだ。
振り返らず過ごしてきたの?
イキ急ぎ、いつしか自分をどれくらい見失い続けた。
ねぇ、聴いてよ。
創り出すから、さぁ…
その鼓動、刻んで、合わせるから、
君を取り戻しに行こう。
眩んだ闇まで...『primary diva』
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『cotton candy』
お手持ちの宝箱 セレクトはいかがなもんで?
見飽きたの 見飽きたの 退屈
ラジオから流れ出す懐メロが心地いいな
こんな日もたまになら悪くもない
以心伝心出来るはずもないことくらいは解ってる
口に含んだ嘘が音をたてて
指をパチンと鳴らしましょう それから始まるストーリー
...『cotton candy』
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『リリックノート』
今日の僕は何色気分だろうな
自分勝手な緋(あか)だろうか、それとも
挙動不審な白なんかな、どうにも
定まらないから好きにしようと思うよ
あぁ出てこない、そろそろ回線はパンクするそうだ
もぅどうしよう、それでも脳内はフル回転して
考えを止めることを拒んで軋んでる
一種の歯車だと考え...『リリックノート』
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『絶対零度』
空から降り積もる星から
今までの是非をどう解(と)こうか
軽い愛でなぁなぁにするだけの
そんな気概しか残らない
青春にケチがついちゃったんだ
折角の思い出も台無しで
目の前の色に飽きちゃったんだ
塗り潰す光景を見送った
僕が死んだきっかけはとても些細なクダラナイ事...『絶対零度』
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『まにまに☆』
暴風並みな粋なバリエーション♪
何フォンデュで召し上がろう
荒れる舞台で食い散らかした
その隙間に何かがトンズラっ
ぼんやり覗いた双眼鏡の向こうには
山と積まれた難問疑問
解決するにはトンチの好きな探偵と
使えもしないドジな助手が必須☆
随分深い穴だねっ...『まにまに☆』
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『夢泡沫に愛の謳』
空に落ちて 海には星が
ゆらり煌めき浮かんで溶ける
意味など無い唄を数えて
遍く夢 心に染める
悪戯にあやした言葉
軌跡に変えて囁き歌う
愛されてろ この海原(泡沫)で
茜色の愁いを掃いて
白魚の糸 手繰る様に(or 手繰り寄せ逝け)...『夢泡沫に愛の謳』
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『前戯カニバリズム』
御覧の通りの有り様です
事前予約をお持ちでしょうか?
それならどうぞお席の方へ
何から何までお持て成し致しましょう
お好みをお探し致します
当店自慢『シェフの打ち首』
替えのフォークをお持ちします
至れり尽くせり しばらくお待ち下さい
ひっちゃかめっちゃかなレシピ通りの行き止ま...『前戯カニバリズム』
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『パチパチワーク』
ほつれた糸とハサミを用意して
不要なモノは切り刻んでゴミ箱へ
やり直しには材料足りなくて
そこの切れ端もしかしたらいけるかも なんて
色ペンでしるしを付けて
破れた場所にアップリケ
どうだい このセンス イカしてるだろう?
型紙とおりのスタイルなんてナンセンス
どうせなら何も考え...『パチパチワーク』
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『御祭千華』(オマツリセンカ)
右に左 はしゃげ踊れ
上げて上げて さぁ始めようか
大太鼓に 倣え倣え
拍子取って前進め
お面被り笑う子供
誘(さそ)う香り どちらへ
手招いてる音に絡まる様に
目を引く紅(あか) 全て撃ち落とせ
宵闇の宴に...『御祭千華』
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『杓子定規なモラリスト』
裁き切れないほどの理解に苦しむ
空のフリした天井見上げて
「これが正しい僕の現実」
身を溶かす程の毒を 皿は要らない
音を立てて崩れ去る方眼世界
思う程気にはしない 何処吹く風で
風鈴鳴る幻聴に横たわればいいのさ
いっそ痛快モダニズム 両手広げて迎えましょう
数え切れない罪...『杓子定規なモラリスト』
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『妄想模様』
キミもボクと同じサイクルでいるんだろう
滴る渇きを飲み干したならば ほら
世界は御覧の通り残念さ
幻想 不可思議 所詮は曖昧
手近な駄菓子屋にでも出掛けようか
そこなら何でも揃っている
飽き足りないんだ もっと頂戴 宿題に殴り描く絵空事
○×□(まるばつしかく)に△(さんかく)でクギさ...『妄想模様』
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『妄想ロスト』
この世の最後 一秒間
たった一人の生存者(ワタクシ)が
瞬間ひらめくオママゴト
とんだ茶番を演じたもんだね
永遠なんて無いんだよ
独りきりの暗がりで浴びせられたスポットは
愚かな夢を馬鹿にしながら点滅中
目眩を起こした一瞬にキミごと全部
世界がごとりと音を立てて呑み込んだ...『妄想ロスト』