タグ「巡音ルカ」のついた投稿作品一覧(32)
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秋の木漏れ日にそよ風が吹いて 心地いい散歩日和だった
公園には緑が溢れていて 近くには子供たちの歓声が聞こえる
なんてことないありふれた住宅街だけど 穏やかな時間が愛おしい私が暮らす町
友情に包まれたら 優しい世界が待っている
友達や近所のおばあちゃん 形は違っても温かい気持ちは同じ
今日も元気よく...優しい世界
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恋なんて遠い世界の出来事だと思っていた
誰かが好きでそんな話をする友達を見て
心にもない相づちを打つそんな日々
恋をしたらどんなに素敵なことなんだろうって考えることもあった
私はまだ「愛してる」の意味を知らない
男友達だっているけれど 一緒になって遊んでいるほうが楽しかった
そこにあるのは友情として...「愛してる」の意味。
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あのね、大切な人ができたの かけがえのないたったひとりの人
葉桜が目立つようになった季節に あの人に出会って恋をして
若い芽がすくすく育つような 眩しいあの人に猛アタックをかけたよ
その甲斐があったようでいつも笑顔で あの人は接してくれるように
なってきていつしかふたりきりで いられる時間(とき)だ...あのね。
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桜がぽつりと咲き始める頃 私たちは卒業式を迎えた
退屈な式をなんとか耐えて 友達と最後になった教室で
いつまでもいつまでも終わらないお喋りをしていた
誰かが不意に言った 「あのときのことを覚えている?」
流星に誓ったあの約束を 私たちは誰も忘れていない
3年間で培った友情を あの誓いは体現している
...リュウセイ
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愛が冷めたら別れがあるのは当然のことで
「好きな人ができた」なんてありふれた言い訳で
出会いの季節のはずの春に失恋した
泣いたりしなかったけれど 曇り空に舞う桜吹雪が涙のようだった
重い足取りで帰る道のりに とうとう雨は降り出して
傘を指すことも忘れて ずぶ濡れになりながら家に着いた
誰もいないワン...別れの日はいつも雨
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私が堕天使ならあいつは正真正銘の天使 そして私の最大の天敵!
幼い頃から可愛いともてはやされた それは私を最高級の猫かぶりにさせた
かわいこっぶっていれば男にはモテるし 貢ぎ物はもう数えるのをやめてしまった
そして成長した私を待っていたのは紛れもない純真無垢な天使のあいつ!
ぶりっこだっていいじゃな...堕天使vs天使
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木漏れ日の公園を散歩していたら 彼が子供たちに交じって遊んでいた
無邪気に戯れるその姿は 大きな子供のようで微笑ましかった
ベンチに座って眺める彼の姿は 私なんか目に入らないくらい夢中で楽しそうだった
私はここにいるよ
子供たちじゃなくて私を見つけてほしいな
いつだってあなただけを見ているから
この...私はここにいるよ
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目が合うと恥ずかしさで とっさに視線をそらしてしまう
顔は赤くなっていないだろうか? なんていらない心配をして
でも彼に悪い印象を与えなかったかなとすぐに不安になってしまうよ
恋は切ないのミックスジュースだね
彼のことを思うと胸がきゅぅっとなって何も考えられないよ
こんなにも一途に誰かを思うことがあ...ミックスジュース
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何の取り柄もなく冴えない私に言い寄る男はなくて
誰かが主役の物語を聞いては愛想笑いで応える退屈な日々
でもね「神様お願いします」なんて祈ることなんてしない
エキストラだなんてバカにさせない
夢を見ることは自由で 実現させるのも自由だ
一念発起 誰かが主役じゃなくて
私が主役の物語を今から作り上げるん...エキストラだなんてバカにさせない
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好きだよ好きだよ好きだよ だから何度でも言うよ
「大好き」
あなたのことを思うと 胸があったかくなるね
こんな気持ちになったのは きっとあなたが初めて
いつだって変わらないこの気持ちを伝えるにはどうすればいいのかな?
優しい笑顔に私も笑って 木漏れ日の中で手を繋ぐ
怖いくらい幸せだから どこかに落と...好きだよ
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30分前から指定の場所で待つ こんなぼくを誰が想像するだろう?
流した浮名は数知れず 泣かせた女も数知れず
恋愛と快楽はイコールだから 刹那の時間に酔いしれるのが筋
それがどうだって言うんだ 彼女に出会ってからぼくはすっかり変わってしまった
月明かりが彼女を照らし出す 美しいとか綺麗だとか
そんな陳...Last Emotion
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誕生日がクリスマスイブだなんて 気付けばつまらないと思っていた
プレゼントは一緒にされるし 友達は彼氏とデートで予定あり
家族が祝ってくれるのは嬉しいけど 物足りない気持ちはいつも残った
でも今年は勇気を出して片思いの彼に クリスマスの予定を聞いてみたんだ
Happy Birthday 新しい日々
...Happy Birthday
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私は気が短いから 些細なことですぐヘソを曲げてしまうよ
今日だってちょっと見かけた可愛い子に目を向けていたから
カフェの支払いもせずに席を立ってしまった
決まってあなたはすぐに追いかけてきて
私のご機嫌取りに追われている
もう怒ってないけれどいつもツンとしてしまう厄介な性格
素直じゃなくてごめんね
...素直じゃなくてごめんね
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降り出しそうな曇り空には 天気予報を見ていつもバッグに傘を忍ばせる
でもね 彼と会うときはいつも忘れたフリをして
大きな男物の傘に一緒に入れてもらうのが楽しみだった
「しょうがないな」なんて言いながら 優しい笑顔で傘を差し出すあなたが大好きだった
雨の日には思い出す 泣き出しそうになる彼との時間
今...アンブレラ
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終業のベルが鳴ったら化粧室へダイブ
乱れたメイクを直したら これから夜の町へLet's go!
早めのディナーを軽くすませたら いざ行かん 女の戦場へ
今日の獲物を物色して 狙いを定めたらロックオン
経験が告げるあいつのタイプを予測して
いくつもある仮面から目当てのものを取り出したら
狩りの時間にr...SNIPER
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幾千億のときを燃え続ける炎
紅捧ぐ生贄の群れ 赤い衣を身に纏い飛び込んでいく
そこに絶望はない 愉悦に震える唇が死を喜びに変える
全知全能の神々に 抗うことさえ考えつかず
若き身体は神炎に包まれていく
冥い神の社に導かれ 恐怖に怯える少女がひとり
親は誉れと神官に感謝し 心からの笑顔で送り出す
冥府...神炎
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それのどこがいけないの? 恋愛はいつだって誰だってエゴイストにさせる
あれも欲しいこれも欲しい いつだって欲望は無限大
我慢するなんてできっこない 財布はいつもスッカラカンよ
それでも思うがまま自由に生きる
それが許されるのが女の特権
ワガママでいい 何もかもにエゴイストになろう
油断してると逃しち...エゴイスト
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あなたと出会ってからこの不思議な感覚は消えないね
遠く離れていてもいつもあなたのことを思っているよ
信じられないくらい気持ちは昂ぶって
目を瞑ればひとっ飛びであなたのもとへ飛んでいけるよ
オーロラみたいに感情は七色に揺れ動いて
心が明るく白夜のように沈まないね
オーロラは儚く消えてしまうけれど
この...オーロラ
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新しい私 開花宣言上昇中
何かを始めたくて モヤモヤしたまま日々を過ごしていた
帰宅部生活更新中 今日もまた溜息がひとつ積もっていく
たまたま見かけた校庭の風景 そこにあったのは不思議と惹かれる軽やかな笑顔
新しい私 開花宣言上昇中
勇気を出して声をかけてみたら きっと知らない世界が待っているよ
挫...開花宣言上昇中
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「さよなら」を言った後も お楽しみはまだまだ続く
夕闇がご飯の香りを連れてきて 今日の献立を思って頬がほころぶ
宿題やお風呂上がり デイサイクル次々こなし
音楽を流しっぱなしで時を待つ いつもの時間を期待しケータイを見る
PM10:00 メッセージが入る
「今大丈夫?」
毎日のことなのに気遣いを忘れ...PM10:00
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雪化粧の中で吐いた息が日差しにきらきら輝いている
いつもの待ち合わせ場所で駅舎の時計を見上げたら
私を呼ぶ声がして振り向くと彼が手を振っていた
「寒いね」なんて笑って挨拶をしたら
手袋をしていない手が寒そうだったから
私はつけていた手袋を外して手を繋いだ
ゆったりとした穏やかな冬の日に 冷たい風が忍...fairy snow
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遠い昔の出来事思い出して涙が一筋零れたよ
春に桜並木で恋をして失恋したことも
夏に海で友達と遊んで日焼けしたことも
秋に森林浴で紅葉に物思いをしたことも
冬に家族でかまくらを作ったことも
全部が全部宝石箱にしまってあるよ
楽しいこと
つらいこと
嬉しいこと
苦しいこと...四季のうた
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初めての恋は甘酸っぱくて 彼も初恋だと言っていたから
放課後の帰り道に手と手を繋ぐだけで真っ赤になっていたね
いつまでもそれが続いてたから 友達は「ウブだね」なんて茶化して
「私たち恥ずかしいね」って顔を見合わせてお互い笑っていた
そんな関係でも幸せだったから これ以上を望むなんて考えもしなかったよ...ファーストキス
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こんな優しい気持ちになれるなんて思ってもみなかったよ
くるりくるり日差しが舞って あなたの横顔を照らしているね
いつもありがとうを言う毎日には温かい風が似合う
そろりそろり忍び寄っては 私の気持ちを満たしてくれるね
ほんの小さな幸せだけどあなたと出会ったことが私の大切なたからもの
「おはよう」って言...たからもの
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春靄に煙る朝に桜は滲んで 舞う花びらとともに一粒の涙を落とす
挫けそうな心は温かい日差しに守られて旅立ちのときを迎える
夏空に曇る空に入道雲が 夕立を連れてきて制服をびしょ濡れにする
水を吸って重たい髪の毛を絞って拭ったら前を向いて歩き出そう
季節の移ろいは遙かな夢への階段 昇った先にあるのはまだ見...スリープウォーカーなんて言わせない
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幼い頃に約束したよね 「いつまでもずっと一緒だよ」って
高く晴れ渡る秋空に遠く離れてしまったきみを思う
寂しさは澱のように心の隅に燻って
いつになっても忘れることはない
途絶えた手紙 通じないケータイ
あなたは今どこで何をしているのだろうか?
思い出を引っ張り出したらときには涙が零れる
夢に憧れて語...ゆびきり
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どんな世界が見えるかな?
それはきっと明るく希望に満ちている
夢見る翼はいつだって羽ばたくときを待っている
dear future
窓から差し込む光に目を覚ましたら
カーテンを思いっきり開けて日差しを取り込もう
ペットの小鳥に挨拶して着替えたら
今日も明るい時間(とき)がすでに待ち構えているよ
「い...dear future
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部屋の片づけをしていたら1枚の写真が出てきた
肩を寄せ合って笑う一組の男女
幸せだったはずの空間を切り取った1枚が
今は苦いだけの思い出 そんなrainy day
初めて告白されて舞い上がったあの日
可もなく不可もない顔立ちだったけど
優しそうに聞こえる柔らかい口調に
私は「はい」と答えていた
特別...rainy day...
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突然降ってきた雨に 慌てて雨宿りして
ハンカチで濡れたスーツを拭う帰り道
「通り雨かな」なんてひとり呟いて 空を見上げる夏の夕暮れ
故郷を離れて始めた仕事 なんとかうまくやっているよ
Don't worry, I'll be fine 心配性だったママは
ひとりで暮らしていけるか 目に涙を溜めていた...Don't worry, I'll be fine
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白い靄が地面を覆って 微かな風が揺らしていく
オレンジ色のカーテンが 静かに下りてたなびく
遠くを見つめる視線が 潤んで景色をぼやかせる
誰もいない 誰も答えない 昇っていく光がただ横顔を照らす
悲しいくらいの暁に 堪えていた瞼が盛り上がり
いつしか露となって落ちていく
狂おしいほど美しい さざ波の...暁
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