タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（87）

秋吹く迷い風
君と翡翠と甚三紅
いつからか泳いでいた
淡い桜鼠の恋
街は痣めく通り縋り
世は末も今日も恋語り
何時しか 心に迷い込む雨
君しか愛せない
呪いにかかっているなら
僕はとうの昔あの日あの時に...

起きた瞬間稲妻走った
僕の頭の天気予報は当たり
心の拠り所が奪われていた
いや違うな こちらのほうから行ったのか
僕に火山はない
ただあるのは凍土だけ
冷たい氷に触れられるものはいない
覚めて
今 捨てられるなら
両極端しかない僕は...

行動の節々から矛盾を感じる
言動と行動の剥離性
結局喜怒哀楽好き勝手に振り回したいだけ
冷える愛 何のためなのか
分からずに ただ無心で抱きしめる
君には 僕の姿が見えないのか
何故他の人には優しいのに
愛されているはずの僕だけが
愛を謳う彼女が本当は
僕を愛してないことなんて分かってて...

あの日出会った公園で
またため息こぼす 君を
今の僕の世界から見ていた
僕は
ただ一人 機械のように生きる運命
命じられ定められ
拷問じみてるよ
ただ一人 君だけが
僕を守っていた
何のためなのか...

何も考えない気楽さを理解し
僕はブラウン管の中から世界を見ていた
嗚呼 淀んだ害の群れ
嗚呼 汚いゴミの山
全て消えてくれ
何もないまま生まれたはずなのに
何かを手に入れることすらできなくて
何もないまま死んでいくのが
僕の人生だというのなら
神様 僕の生まれてきた事実(こと)をどうか...

サバイバルナイフで傷口抉られたように
鈍い鈍い痛みが僕の心を突き刺してく
生きることの辛さを言葉で言い表すなら
硫酸の溜まったコップを飲み干すのと同じ
だけど でも だって じゃあ
女々しい言葉使いやがって
虫唾が走る 全て不愉快だ
ストレートな世の中なら
イエスかノーで終わるならきっと
戦争も殺し...

助けてくれ 心の中
何千回！何万回！何億回！
救ってくれ 心の中
何千回！何万回！何億回！
永遠の孤独、永遠の苦痛、永遠の涙
止まらない 何も止まらない
目覚まし時計を壊す
嗚呼 全てが終わった世界で
外へ出たいと思っていたあの頃
嗚呼 全てが終わっていないのに...

喚き散らす母 僕でストレス解消
理不尽に見舞われ 冷めていく心
ヒステリック イエイ イエイ
ヒステリック イエイ イエイ
反面教師にした結果
いつでも落ち着き いつでも冷静
いつでもクールに 何事にも怒れない
ヒステリック イエイ イエイ
ヒステリック イエイ イエイ
気が弱いわけじゃない...

母親 母親 彼氏と元夫を見ているよ
それと近所の方々
誰が僕を見ているの？
父親 父親 元妻を見ているよ
一応気にしてるフリ
誰が僕を見ているの？
子供だの大人だの関係ないだろ
大人なら感じちゃダメなのかよ
心無い人間になれって？
無理問答言うんじゃねえよ...

誰にも理解されないなら
いっそ海に沈んで
このまま一人ぼっちでいようか
悲しい出来事なんてさあ忘れて
何もなかったように笑って
お日様も当たらぬ暗い暗い深海で
私一人陽のない日向ぼっこ
連れて行って あの岸辺まで
あんなことなかったとそう言わせて
一度の過ちさえ許されないなら...

本当の僕は誰も知らない
理解なんてされるはずもない
拒絶されるばかり
場違い気狂い(きちがい)
空気の読めない発言繰り返して
奇声あげて奇行に走る馬鹿以下
どこにいようが浮いていて
どこにいようが目立ってる
変人 奇人 変態 わかんない
もうどうだっていい...

破壊欲が止まらないんだ
壊したいんだ 何もかも
気づいたんだ
くだらない道を歩んできたって
こんなことなら全てぶっ壊して
おしまいにしてやるよ
ほらほらどうした自分
何をびびってる
無茶苦茶でいいんだ
神に俺は許可をもらった...

さあ始めようか 復讐パーティー
多重人格発症裂傷
俺がこれから主導権握る
主人格様のために復讐始めましょう
まずはどいつにしようかな
ララ ララ ララ ラララララ
ララ ララ ララ ラララララ
決めたあそこのあいつにしよう
散々やられた記憶だけ受け継いでる
主人格様感謝して俺が苦しみ返すから...

もう一度 君に会えるなら
僕はあの頃のようになっても
あれから何年が過ぎたかな
君は元気でやってるかい
話していてもそっちの状況が
全く分からないよ
見えなくて聞こえるだけで
君の甘い香りさえ なくなったようで
今会いに行くよ
全て捨ててでも...

都合よく動くお人形でいた
そのほうが気が楽だった
自分の意見など自分の気持ちなど
全て封じれば誰も文句など言わない
雁字搦めの牢獄に閉じ込められ
拘束具を嵌められ暴虐を精神に与えられるそんな人生
嫌という心さえもう残ってはいなかった
廃人になればいい
もう廃人になればいい
心など最初からあってはいけ...

「きっといつか幸せに」なんて
綺麗事吐けるほど お気楽じゃない
薄っぺらな人生 歩んできたわけじゃない
きっときっとこれからもいつも通り
不幸の真っ只中の生き地獄だよ
茨しか咲かぬ世界で生きる汚れた犬が僕さ
幸せなど望まぬ 利他だけの人生
ただ自分の信念だけを貫きたくて
例え何も報われなくとも
愛す...

ずっと否定されてきた
外見も 性格も
自分に在るもの全てを
両親から 兄弟から 親戚から 誰からも
生きることさえ許してもらえなかった
人であってはいけなかったのだ
僕は化け物だ
血涙流し狂った獣が村を荒らす
燃え尽きた後は命一つ残らず
醜き屍を食らう死神のようで...

悪いことしたって 怒られないんだ
僕は大人だから 大人だから
偉い者気取って 尊大になって
僕の世界だから 世界だから
愛す者など必要ないと
とうに決まっていたかのように
振る舞っていた
そんな僕に
嗚呼 この心に手を伸ばさないで
開きかけた扉を閉じようとして...

無意味な行動 違和感覚えて
僕は深い溝にて溺れる
探していたものは 穢れた
何の変哲もない我楽多
改善点なしの脳内討議
末永く現実逃避の末路
善言だけを切り取った
日記帳を破り捨てた
ポップコーンが弾け飛ぶみたいに
心の中がバラバラになった...

レイ レイ レイ
血の泡沫
赤く染まる夜
シャン シャン シャン
また歩くよ
暗晦と丑三つ時
ホー ホー ホー
梟が鳴く
神々し闇の月
リン リン リン...

見えたのは 明日の光
また同じ失敗ばっか
繰り返して後悔して泣き寝
誰も悪くないと
分かってるのに
誰かに当たってしまう
認めたらいいのに
自分が悪いって
それができないんだ
自己嫌悪に陥って...

挫折の繰り返し
絶対に無理だなんて呟く
何もしない日々
ただイメージ イメージ
妄想浸り自己満足
自分に陶酔しきって
ひたすらに自己発電
そんな僕はただの廃人だ
絡み合った細く長い糸を
必ず全部解いてみせるから...

今は亡き君へのラプソディー
思い出す
心から愛していた
君のことしか考えられなくて
微笑んだその横顔が
いつものように続くと思ってた
自らの命すら捨ててもいいと
思っていたよ
君へ捧ぐ ラプソディー
今 歌うよ...

大好きだった言葉が
突然喋れなくなって
大好きだった歌が
突然歌えなくなった
ああ 何もかも失って
絶望に明け暮れて
今を生きる 僕は
どうしたらいいの
大好きだった人に
突然嫌われて...

ツバサジェットコースター
君を連れてくよ
さあ行こう
あの空へ
街は初夏一色で 桜が散り
ツツジが目を覚ます
空を飛んでみたいと
思っていた 子供の時に
頭の中でイメージできても
フッと消えていく そんな衝迫...

オイオイ そこのお前
大丈夫かよ
周りに流されてねえか？
誰も自分を見てないって？
悩んだって仕方ないだろ
だって全ては運によるもんさ
実力だってそりゃいるけど
一発決めれば上手くいくさ
きっと きっと きっと
大丈夫だよ...

独りきり ただ部屋に閉じこもって
空想してた
いつかは 夢見た
向こう側へいけると信じて
そして決意の夜
文面に書き出す
夢は叶わなかったけど
新しい夢ができたよ
Oh Yeah これから
Oh Yeah 今から...

誰かが残した残飯を
だらしなく食らう僕ら
誰かが残した作品を
卑しく盗む僕ら
オリジナル？
いえいえ
歴史上で見れば二番煎じそのものです
創作捜索する僕
オリジナルを見つけるため
捜査操作する僕...

あまりの寂しさに
気が狂ってしまったか
あまりの苦しさに
何も感じなくなってしまったか
僕は空中に浮かぶ花
僕は苦衷に浮く羽
絶望怯え失望続け希望持てない
全貌見えず変貌遂げて乱暴に暴れ回る
あまりの虚しさに
空っぽになってしまったか...

幸せはそう長くは続かない だけど
それが幸せになりたくない理由なら
一生君はそのままでいいの？
ああ この世の中
生きて行く僕ら
目的なんて
初めからなかった
不幸はすぐに終わり迎えるわけじゃないから
それが不幸を恐れる理由なのなら
生涯君は怯え続けるの？...