作詞家を目指しています 詞の中には暗いものが多いですがそれでも私は私の詞を貫きます
プロフィールを見る投稿作品26作品
もっと見る-
あれから数ヵ月
この暮らしにも慣れてきた
白い部屋で何も考えずに生き
新しい人物が来るのを待つ
そこでまた誰かと話し
また消していく
いつの日か人物のナンバーは
10にも達していた
変わったことは何もない
ただ、生きて消すだけの日々...優しい笑顔
-
歌う
泣きながら
君を思いながら
悔やみながら
疲れたから
叫ぶ
怒りながら
君を憎みながら
殺しながら
この感情を...死
-
ありふれた
世界の片隅にある
答えさえも
もう何も聞こえない
苦しみが増え始め
心にヒビが…
泣き叫びたいのに
自分の周りの存在が邪魔をして
耳を塞ぎ引きこもった
何もかもが信じれず...さようなら
-
投げ出そうか
置いてこうか
感じたもの全て
燃やそうか
忘れようか
心の角にある焼却炉に
くだらねぇ
くだらねぇ
くだらねぇ
狂いきったレガリテートの奥に...終幕
-
汚らしく
貪欲な野郎達
そこら辺に沢山
蛆がわいた様に
集まっていやがる
機嫌とりなんて
したくねぇと思っても
上司の関係だから
そうすることしか
出来ない現実に...叫び
-
降り続く雨は
自分の存在さえも
虚しくさせる
あの時の希望も
かつては夢見た
自分自身の存在理由
苦しくて叫ぶ
誰も分かってくれない
自分の生き方を
曇り空を見上げ...レゾンデートル
-
くるくる、くるくる
回り廻りまわってる
ぐるぐる、ぐるぐる
世界、セカイ、世界
地球は誰の為にまわってる?
抜け出せない
ループ無限、飛び回る
こぼれた雫があるならば
蛇口を捻ればまた注げ
何時までいつまで...セカイ
-
周りを見ても何もない
一面真っ白で静かな
この部屋で僕は目覚めたんだ
何も思い出せない
名前も家族のことも
一つだけ分かるのは
生きてることだけ
そして腕にあるNo.2の印
僕は何の為にここにいるんだ
食事は毎日研究者らしき人が...No.2
-
弱すぎた惨めな自分を
ただ自己嫌悪に腐食して
孤独な正義を偽り
鎖に縛られて逝く
心の傷跡は何処
狂いきれない身勝手さに
不可思議な行動さえも
意味がわかるような気がして
何もかもが溢れた闇に
膝さえ抱えた優越感に...孤独
-
凍り付いた視線
纏わりつく棘
神々しくさらけ出した闇
抜け出せない
未来へのmonologue
away all gloria
鍵だらけの真相
探るは誰が仕業?
未知なる救済求め
立ちすくむ毎日...サヨウナラ
-
偽善に染まりしこの世に
黒の空をふと見上げ
光がほしいと何度も嘆く
嘘、偽り、苦しみが
光を遮断し全てを遮る
何もかもが分からなくなり
吐き気や怯え、目眩に苦しむ毎日
...鬱
-
black…
泣き叫ぶ声の奥底
廃人だらけの路地裏で
嘘吐き呼ばわりされた
詩人共の鎮魂歌が
虚しく響き渡る
嘆きの狂詩曲の欠片さえも
掴めずに醜く朽ち果てる
古臭い資料の全てが
始まりゆえの終焉で...黒
-
迷わば望む
歩きて十六夜
羅刹の浮き世ゑ
門をくぐりて
古く伝わふ
物ありて
陽炎の名の下
焼き付いた
終焉、遅しかな
亡骸崩れさり...羅刹
-
花が咲き誇り
この想い 風に乗せて
君のその優しい笑顔を
両手で包むように
花を大事に掴むよ
いつからだったかな
僕と君が出会ったのは
いつからだったかな
二人の思いが重なったのは
いつからだったかな...花
-
終わりを感じた物語こそ
面白くはなく
始まりの物語こそ
楽しめるものはない
ならいっそ…こんな物語なんか
なければよかったのに…
何故ですか…?
頬を伝う、涙が消えていくのは
凍りついた結晶は
跡形もなく春には消えた...終わり
-
禁断の果実を口にした貴女達は
この世から追放されてしまった
その事を知った私は
悲しくて泣き叫んだ
この物語は
口にしてはいけないという
果実を口にした二人
アダムとイヴという
二人の他に存在したという
リリスという存在の...リリス