こーたろーの投稿作品一覧

（サビ）
ねぇ　ねぇ
ちょっと
キミってば
どの子を選ぶの！？
この　茶色い　ステージの
上にいるのは
みんな　みんな
夢見る　乙女たち
この　茶色い　ステージは...

（Aメロ）
痛くて　苦しいのが　お好きかい？
泣き　叫ぶ　あんたをさぁ
そこに　はりつけにしたら
俺にとっては　ここがオアシス
（Bメロ）
乾燥しきった　周りの風が
生温く　身体を　撫でてくるぜ
血の色してる　ワインで　一杯
グラスに映る　その顔は...

（Ａメロ）
僕が持ってないものを
あなたが持っていて
僕の持っているものを
あなたも持ってる　今
二人を天秤で計ったら
すぐに　傾き
壊れてしまうだろうな
（Ｂメロ）
僕があなたを想ってる...

（Aメロ）
”絵にも描けない　美貌の王子”と
興味深げに　女が集う
その城　庭が　華やかで
蜜蜂　飛び交う花畑　
人々　中へ　吸い寄せられる
広い廊下の　奥深く
あまりに可愛い　王子様
小柄で無口　金の髪
（Bメロ）...

くるくる巻いた髪の毛に
ピンクと白の綺麗なドレス
彼女は　お花が大好きな
生まれてずっと　お城で暮らす
小さな小さな　お姫様
だけど　その日はやって来た
彼女が初めて　恋を知ったと
誇らしく語り出す
そして
王妃は蒼くなったという...

気付く前から
あなたは　私の
となりにいたの
一緒の学校　通った日々で
ひたすら　学んだ
あなたは　恋を
私は　笑顔の作り方
子供の時は　楽しかったの
だから　なおさら
嫌いになった...

（サビ）
赤　黄　ピンク　と
綺麗に　闇へ　打ち上げられた
夜空の花は
まるで
あなたの手の上　踊らされた
私の心のようでした
あれは　そう　ひと夏の思い出
私の　恋　花火
夏も暮れた　あの夜のこと...

（Aメロ）
”さようなら　王子様”
赤黒い涙が
一粒　落ちた
”愛されたことが　罪だ”と
囁く鮫の隣で、
あなたは笑っている
（Bメロ）
傷付いた　あなたへ
目を伏せた 僕へ...

（Aメロ）
「いつかなくなるものに
かける時間ほど
惜しいものはないだろう？」と
横たわる　君に笑った
「もう一雨　来そうだね」と
呟いた君の声が　空から降った
（Bメロ）
君は　青のドレスで
胸元に　あやめを差したように...

（Aメロ）
夜更けの窓際
めくる　日めくりカレンダー
僕の今日が　無意味に剥がれ落ちた
蝉の声が　どこからか
彼らは知っているのだろうか
夏とともに　自分が終わることを
（Bメロ）
「明日死ぬつもりで　今日を生きろ」って
誰か　先生が　言ってたけど...

（Aメロ）
働いたら敗けの　この世では
上司なんて　ただの負け組
理不尽な批判　上から目線で
（Bメロ）
お前とオレの
価値の違いは何だ？
お互い　誰かに
命令できるほど
立派でもないくせに...

（Aメロ）
さて　今宵はどんな　物語紡ごうか
月光　佇むビルディング
八階から飛んだ天使は
その羽根　赤く染めていた
どんな話でも嬉しいの　と
キミは笑っていたね
（Bメロ）
この特異な力が
ボクの　全てを奪ったのに...

（Aメロ）
それは　恋という　呪い
歌も　自由も
彼には届かなかった
世界だっていらないほどに
没頭
私を変えていく
嗚呼　どうして
運命のいたずらで
あなたと繋がれないなんて...

（Aメロ）
春が旅立った
キミも帰らないのに
窓の外は　橙色
あの日も　こんな空だった
（Bメロ）
夕陽　影踏み
擦り剥いた膝小僧
痛くて痛くて　苦しいのに
見て見ぬフリの　自称「友達」...

（Aメロ）
白い光が目を刺して
重い頭を持ち上げる
昨日の記憶は　ほとんど　ないな
身体に残った感覚は
こみ上げる笑いと　生暖かい汗
何事って思うけど　もう良いか
忘れるモノは
いらないモノなんだって
（Bメロ）...

（Aメロ）
いつもの孤独で疲れた夜は
星のドラマに思いを馳せよう
空に広がる　無限の系譜が
何もかもを　くだらなく
抵抗すら　全てが無駄で
いらないものに思わせてくれる
（Bメロ）
いつか　遠い未来の先に
僕らは空の星になんて...

（Aメロ）
それは　昔に　父さんがくれた
ブリキでできたお人形
あの子は僕のお友達
心の中に住んでいる
口の端には赤い錆
（Bメロ）
今日も僕は夜更けまで
父の代わりに靴磨き
いつか買って贈りたい...

（Ａメロ）
優しい　銅像
瞳はサファイア
微笑み続け　何年だろう
体温も感じない　僕の手を
あなただけが　握り締めてた
病で余命は　長くはないと泣いていた
（Ｂメロ）
僕に　ある朝
あなたが願うは...

（Aメロ）
君は僕の膝の上
この世界に　二人きり
君の髪と　同じ色の
降り注ぐ　花びら　見上げて
生温い　夜風
灯りは　満月
「君の仲間が　住んでる星だね」
冗談　言って　笑いながら
（サビ）...

（Aメロ）
遥か昔に　ある国の
王様　ついに国民の
反感買って退治され
祝う祭りが開かれた
その王　その時　１７歳
世界の全ての　美味贅沢を　手に入れてる
好みのものは
血の色　血の味　血の香り
城を　髑髏で　飾り立て...

（Aメロ）
それは　よくある　たとえに依るなら
三日月に似ている
新しい狂気
研ぎ澄ませば　銀
君の好きな色です
（Bメロ）
僕らが　今宵　耽るのは
こちらの刃（やいば）を手に取って
もぎたて　可愛い林檎が纏う...

（Aメロ）
君が隣にいることが
当たり前になった日に
君とお別れすることが
当たり前になったんだ
僕ら　いずれ終わると知っているのに
微笑み合うのに意味があるのかな
”僕”は　いずれ終わると知っているのに
明日を待つのに意味があるかな
そんなことを思いながら...

（Aメロ）
夕焼け小焼けの　ディナークルーズ
お皿の代わりの　真っ白なシーツ
ドレスとスーツで　化けてみせ
一夜の快楽
お待ちかねよ
僕が狙うは　たわわなフルーツ
デザート一択
（Bメロ）
フォークとナイフを舌で消毒...

（Aメロ）
そうよ　あなたは　汚れた　白兎
元の色さえ分からない
誘われ　堕ちた　穴の　ゴールは
悪魔と愉楽の　不思議の国（ワンダーランド）
何枚重ねか　分からぬ夜に
はじめて　煙草の香り
（Bメロ）
繰り返しで良い
変わらなくて良い...

（Aメロ）
「僕には強い羽があるから」
黒髪　少年　空から言うの
そうして木の上
摘み取った　烏瓜
あの　朱色　朱色の
垂れた汁で　汚れたブレザー
口移し　願い　叶い
私が知った　その味は
濁り　濁った　苦い液だった...

（Aメロ）
眩い光で　照らされた部屋で
二人　体を寄せ合った
楽譜なんていらないよ
あなたと心で繋がってるから
思うままに　弓を引いて
（サビ）
美しく　奏でたいの
私は君のヴァイオリン
もっと　優しく　腰を撫でて...

（Aメロ）
今日から３６５日前
僕らは　ここを歩いていた
手を繋ぎ　肩を組んで
今は　雪の降る道の上
僕ら　泣き顔で
向かい合ってる
（サビ）
「ごめんね」　「ごめんね」　「ごめんね」
君をずっと守る　その約束と...

（Aメロ）
ねぇ　ご存じかしら？
あのスペードの王子
湖で　泡みたいに
消えたそうよ
きっと　私の魅力に　溺れたのね
ハートの姫の　可愛い魅力に
（Bメロ）
とても　とても　生真面目な
眼鏡をかけた王子様...

（Aメロ）
私は　可愛いハートの　お姫様
おとぎ話の　ヒロインですのよ
みんなが愛して　当たり前なの
今の　おもちゃは
クラブの国の王子様
幾つも　浮名を　流したそうで
だけど　つまりは　安い男よ
笑顔一つで　落ちたのですから
（Bメロ）...

（Aメロ）
神が作りし　粘土細工
二人　大事に抱き合えば　最後
飽きられ　風雨に晒された
だんだん　ひび割れ
ボロボロ　崩れて
待って　お願い
まだ　喉が動くうちに
”君”に　訊きたいことがあったんだ
（Bメロ）...