黒クロの投稿作品一覧
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(A)固めたはずの感情論が
誰かの言葉で ブレていくのを
僕は他人事に見守っていて
また何度も 間違えるんだろう
(B)指示されたい
でも指図されるのは嫌で
幸せに導く標識が欲しかった
それをきっと人は我儘と言うだろう
それでも僕は 生きたくて
(S)声が聴きたい 枯れた声でもいい...ヒネクレI my me.
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(A)透過していく影が
街を染めてなおも
僕は追いかけていた
届かない幻を
(B)諦めも 後悔も
すべて仕方ないと言えるのが
大人になるという
ことならば僕は要らない
(S)想いは過去に置いてきた
拾いにいくには遅すぎる...Re:sound
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(S)捜そうか 形のない探し物を
きっと見つからないけれど
それでも 僕は手を伸ばすんだ
街色に染まる前に
(A)障害物だらけの 凸凹道を
裸足で歩く僕は一人
標識通りに 右向け右のレールを辿るよりも
少し逸れて ←(左)に往ってみたくないか
(B)何が常識で 何がおかしいか
多数決の原理は僕を浮か...ライフ×ライフ
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(S)僕にとっての君と 君にとっての僕を
=(イコール)で繋ぐことができたなら
きっとこんな痛みを感じることなんかせずに
ずっと手を握っていられるんだろうね
(A)言葉なんて誰にでも言える
それなのにどうして欲しいのか
僕にはまだ理解できない
本当の答えを知る人はいないから
(B)君なんていなくても...bluff
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(A)君は毒を吐いて 足跡をつけていくよ
辿れば侵されてしまいそう
でもでも僕は後ろ向きに進むよ
(B)道標 擦れて視得なくなる
立ち入り禁止を殴りつけ
ダメなら飛び越えて一直線
手探りは面倒だから 感覚で、
(S)さぁ進め 僕ら同じ運命(さだめ)の
死亡率100%の 僕らの
足音が聴こえるかい...過程形ライフ
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(A)知りたいこと、疑問ばかりが
積み重なって僕の道を塞ぐ
強いふりをする弱い僕は
独りで生きた気になっていたんだ
(B)どうせ僕は君の
替わりで 換えの効く代用品だろう
ちっぽけな見栄(プライド)で
守りたかったのは 自分だったのか
(S)今、
僕の声が聴こえるなら...Run
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(A)過ぎる日々に僕らは
流れに逆らわずに歩いて
自分の道を進むフリして
誰かの背中を辿っていた
(B)仕方ないさ どうせ僕らは
この荒れた地の一部の欠片
跳んでいこうとしたって
小石に躓く程度の存在のままで
(C)それでいいのと 問いかける誰かに僕は云う
良いわけないさ でも言い訳...OnE
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これから僕ら 別々の道を辿るけれど
友達なのは変わらないよね
喜怒哀楽に彩られた日々が
風になり僕の背中を押す
少し前まで名前も存在も
何も知らない他人だった僕ら
あの頃はこんなに沢山の想い出が
できることなんて 想像しなかった
傷つけることも数えきれないくらいあった
小さなことで喧嘩をすることだっ...桜ノ雨 リコーダーver. 詩
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(S)なんだかどこか遠くへ
名前も知らない処へ
ふらり、ふらりと流れていきたかった
だけだ
(A)空を見上げたのは いつのことだったろう
雨ばかりで 傘に隠れた青を
気にすることもしなくなった日には
僕は、僕は なにをしていただろう
(B)頬を撫でた 想いの欠片たちに
見向きもしないで 目を背けて...rain , later ...
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(A)涙は弱い証だと
手を祓った 君の横顔は
悲しみ押し殺して
痛みに耐えていた
(B)何故そんな顔をするの
何も感じないと言うなら
僕のほうを見てくれよ
ちゃんと目を見て 突き放してよ
(S)分かってる
君の強がりも...knowing
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(S)干からびかけの涙に願う
もっと 誰かに愛されたいと
それが過ぎた我侭だとしても
たった一つの想いだった
(A)大きな世界の中で ちいさな僕の存在を
誰もが忘れて 誰も知らないで
消えていくだけの 独つの生命(いのち)
(B)僕は何処から来て
何処かへ消えていく?
冷たい空気に...self - centeredness
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(A)何もないと溜め息をついた
「僕には何にも何にもないんだ」と
そう言って僕は笑っていた
(S)僕は何もないと言った
君はそんなことないと云った
僕の色は無色だと言った
君は透明も色と云った
(A)僕の色は無色だと言った
「じゃあ今から何色にも彩れるね」
そう云って君は笑っていた。...colorless....
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(A)独りよがりな僕の愛情
崩れそうな心の形状
目が眩みそうなほどの光は
こんな僕には似合わない
(B)きっと もっと
僕が強ければ
ずっと そっと
君を守れていたのに
(S)泣かないで
そんな顔をさせるために 僕はいるんじゃない...coloring
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(A)僕の努力は君の
普段通りにしかならなくて
投げ出してしまえたらと
胸の奥の傷が疼く
(B)「解りたい」だなんて
優しくて苦い言葉
僕さえ理解(わから)ない僕を
君がどうして知るというの
(S)閉ざした 想いを切り裂いてよ
二度と戻らないくらいの千々に...truth
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(A)僕の居場所は此処にはないと
縛る枷を 蹴り飛ばした日に
大切なものと引き換えに僕は
何か 手に入れられたのかな?
(B)薄れる記憶 君の声
そんな表情(かお)はしないで
帰る場所などないはずなのに
何故か 心が 傷む
(S)壊して 僕の心ごと
狂えてしまえたら幸せでしょうか...life
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(A)君にできることのたった一部しか
だめな僕はできやしないけど
それでも続いてく毎日
今日も僕は生きているよ
(B)いつか 僕が言った言葉
今ではもう思い出せないけど
今も 昔も変わらないで
挫けながら 歩いているよ
(S)息苦しくて 躓いて
傷だらけの心に愛を望んで...どうか、愛を