タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(700)
-
がうがうがうがう
穴ぐらで眠り込んでいる
クマさんのおなかの上で
私も一緒にウトウトウトウト
フカフカの中でボーッとしてると
大切ないろんなことを思い出す
フワフワした気持ちの中で何度も
大好きとつぶやきたくなってヌクヌク
あぁクマさんなんでそんなに大きいの?
そんなに大きくてあったかいともう私...おひるねくまさん
-
「空気を切り裂く疾走感って
宇宙の真空の方が速くない?」って
もっと空気読んで欲しいけど真空か
しかしなんでこんなにマジレスなんだ
「天使のはしごって言うけど
羽根生えてる天使にはしご要る?」って
もっと雰囲気考えて欲しいけど無駄か
ここでなんでそんなマジレスなんだ
普段の会話は教科書の国語じゃない...マジレスってカッコ悪くないですか?
-
並んで歩けたらそれで良かった
差し伸べた手も寄り添う影も
笑顔でいられること全てが
お互いがお互いの拠り所と信じて
私はそれで十分だったあの時まで
気付けなかった自分を今でも呪う
つかず離れずだった頃が懐かしいね
距離感を図りながらはにかみ
懐を探り合いながらじゃれ合い
私は一度だって過去形にしたい...Need to Meet/FOX
-
「調理済みのエビって中古?」とか
また訳のわかんないことばかり聞く君
そういえば昨日は「氷漬けの太陽」だっけ?
君と話してると飽きないやでもこりごり
髪の毛はカッターで切ろうとするし
歌を歌えば猫もネズミも逃げていく
ステップはとっちらかって靴が脱げる
それなのになんでとびきりの笑顔なんだい?
あぁ...Used Shrimp Boiling
-
今日もまためくる一枚のページ
いつまで経っても同じに見える?
だってそれはずっと紙だもん
でもほらじっと良く見てみようよ
脱走する王様がいるよ?
太陽が迷子になっちゃって
キノコが世界を支配した?
フライパンを追いかけろ!
さぁまだまだ続くよストーリー
ドキドキでも焦らずに落ち着いて...Suggested Stories
-
彼誰時を待って出かけるの
優しい闇夜の星空散歩へ
宵の明星が最初にあいさつ
火星はいまどの辺ですか
オリオン座の脇を抜けて
大きい犬と小さい犬なでなで
可愛い双子に手を振って
あの馬車に乗ってみようかな
なんて不思議いつの間にか
真っ黒なワンピースに星が輝きだした...星空ワンピース
-
あなたが待っていたものは
あなたを待っていたのよ
あなたが願っていたものは
あなたを願っていたのよ
腕組みをして不敵な笑み
訳知り顔でにやにやり
自分の意思だと思っていたら
実は相手の意思でしたなんて
だからチケットなんて要らないの!
もう呼ばれてるの誘われてるの...Ticketless@Neverland
-
失ってない失ってない
手は二つしかないからね
好きなものを取りにいったら
持ってた物はもう無いんだ
消えてない消えてない
目は二つしかないからね
好きなものを見にいったら
いままでの物は忘れちゃう
毎日失ったり消えているようで
そんな自分が嫌になるけど...天然由来レゾナンス
-
伊東さんちのシローは今日もだいどこの
ネコ用扉から迷宮の見回りに出かける
半野良のクロが今日もお出迎え
猫のくせに空気読むなよあぁ匂いか
2丁目の駄菓子屋は昼から開いてる
子ども向けと言うよりは店主の婆ちゃんの
友達寄り合い所みたいになっているんだぜ
俺たちが店中練り歩いたって誰も気付かない
4丁目...猫の迷宮ナビ
-
可愛いあの子とお話ししてたでしょう?
浮気だなんて思ってないけどそれでもね
素敵なあの人と笑い合ってたでしょ?
不誠実なんて考えてないけどそれでもね
気になるの気になるのとっても
ソワソワしてグルグルして自己嫌悪
自分が一番なの知ってるのに
自分が一番可愛いとは思えない
あなた中毒あなた依存症
どう...どきどき☆やっきん☆もっちん!
-
砂山を崩して砂山でなくすような
黒いカラスが分からなくなるような
いくつもの小さな途方もない試みを
旅してきたそしてまだ終わらない
ステージはもうどこまで着たんだっけ
上がってるのか下がってるのかも忘れて
動かなくなったベルトコンベアの上で
全力で走り抜ける僕はまるで働きアリ
ストレージはもういっぱ...trois
-
築き上げた信用も評価も
重ね続けた日々も幸せも
きっと絶妙なバランスの上で
いつもグラグラしていたりする
例えば在る日何もかも失ったり
例えば其の日に全て見えなくなったり
過去の歩みもきっかけもなく
光が闇に支配されることがある
どうしてもねどうしても
原因を探したくなるの強く...balaNce
-
ほらよく小さい頃ってさ
無敵になった気分になるじゃん?
俺が世界で一番すげぇ的な
アレってほんとマジヤベェ~
家に帰ると今日も綴る
悪魔的呪術的発想ノート集
俺は世を忍ぶ仮の姿で
真の力は邪眼で封印
さぁ世界は我の物になるのだ
逃げ惑う人々が目に浮かぶな...勘違E
-
転がってきた紙切れに
「みんなにはヒミツ」のメモ書き
あの子とあの子があーなってこーなって
びっくりどきどき大ニュース!
ヒミツって何だっけ?
内緒って何だっけ?
回覧板って何だっけ?
大ニュースって何だっけ?
みんなには言っちゃダメだよ
ここだけの話なんだけど...みんなにはヒミツなんだけど…
-
何でも良いから呟いてみる
目に付いたものでも
浮かんできた言葉でも
何でも良いから繋げてみる
頭の中に広げた言葉
周りにある景色も
思いがけない言葉が手を繋ぐと
急に楽しそうに見えてこない?
きっと出会うことのなかった
言葉たちのダンスパーティ...幸福リバーシブル
-
度の無いレンズのメガネで見ていた
街中でも気持ちが落ち着くんだ
誰の顔も視線も交わることはなくて
どの看板も表示板も私に強制しない
度の無いレンズのメガネで夜景を
乱視で重なる粒と粒が賑わう
天の川だってミルキーウェイ
正確な物は見たくなかった
輪郭を閉じないで閉じないで
そこから動けなくなる気がす...不透過性レンズ症
-
改札を抜けて駅から徒歩20分
寄り道をして晩ご飯を考えよう
何にしようかなどうしようかな
家々から漂う匂いが決め手
鮮度の良い茄子を2~3本
ヘタを取って二つに切ったら
皮に細かな切り込み入れて
ごま油で焦げ目が付くまで
濃いめのめんつゆをジュワリ
風味付けに七味をぱらり...よりみちレシピ
-
思い込んでいた頑なな理想は
ラガーマンが一蹴したように飛んだ
空中分解しそうなひ弱な魂が
一瞬だけ視界に入れたキミの笑み
罪悪感の中に少し混じった心地よさは
きっとボクの頭がおかしくなった証拠
いまにも千切れそうなボールの中身は
脳みそまでクルクル回してるんだ
あぁどうしてキミを気にしてしまった
あ...全力真心キック
-
そこでウダウダウジウジしてるキミ
始められずに準備ばかりしてるキミ
やることは決まってるでしょ?
きれいきっちりさっぱり終わらせる!
「何かをする」じゃなくて
「やり遂げる」じゃなくて
「やり過ごす」でもなくて
「終わらせる」って全力一択
歯みがきも顔洗いもごちそうさまも
行ってらっしゃいも仕事も勉...Faster Factor Factory
-
生け垣の向こうから
噴水の反対側から
その塀の角から
さっき見た路地裏から
微かなメロディと
鳴らす足踏みと
叩く指先と
あなたの鼓動
いまうたった?ねぇ?
いまうたったでしょう!...いまうたった?
-
「諦めました」「やめました」
「触りません」「足洗った」
人の気持ちはオンオフなの?
あなたの1は完全に0?
想う気持ちを止める必要はないの
ただもっと世界に気付くだけ
走っているときに見えなかった景色が
立ち止まると目に留まるように
感じて吸収して層にする
周りにある物全てを糧に...再石灰性ストロマトライト
-
光が届かないのならサングラスかけて!
「じゃあ仕方ない」って思ってみよう!
追い風が吹かないなら大凧に飛び乗れ!
あのビル超えて雲まで飛べるかも!
涙が止まらないのなら玉ねぎと包丁を!
私はご飯待つ係と味見役するから!
何もかも壊したいならまず作ろう!
頑張って作った物ほど壊すの楽しいよ!
天の邪鬼...へりくつくりっく
-
Kids it a 再生縫合
酸素吸入たらい回し
ひと針ふた針薔薇の棘
公衆面前激痛逆流
傷痕を隠し続けるのも
見せびらかすのももう飽きた
病院のロビーじゃないんだ
だって私の名前は呼ばれない
ああ現代の医学ではもう…
ああ最新の医学ではもう…...キズイタキズアト
-
見失ったWay Point
さまよい歩き続ける
地平線とは顔なじみ
砂粒数えも飽きた
動けないSand Stuck
汗に泥にお疲れ様
月も陽もグルグル
10センチに大はしゃぎ
足取りがおぼつかなくても
その先が世界の終わりじゃない...Over Crest!!!
-
歌い方を教えて欲しいの?
どうしよう分からないよ
私は歌を歌ってない
歌が私を選んでくれた
歌が私をスピーカーにする
重なり合って響き合って
私が歌と共にいて歌になる
私が歌になることが全て
Speak Speak Speak out!
私達はここにいるって響かせる...Speak out/Speak in
-
その声をかけられなかった
その手を繋げなかった
その顔を振り向けなかった
その涙を流せなかった
そうだねわかるよそうなんだ
どんな声援を受けたって
どう背中を押されたって
苦悩と躊躇いで苦渋に満ちる
明るい笑顔で話したいのに
何も気にせず手を触れたいのに...I know. I know.
-
もう泣き止んだのかな
笑顔には戻っている?
指先の震えは止まった?
落ち着いて呼吸出来てる?
忘れ物ばかり気になって振り向いてばかり
セピア色の景色に慣れきった目には
雲を飛び越える大きな虹も霞んでいく
こちらはもう大丈夫ですFrom Yesterday
うずくまったままで良いから
顔を伏せたままで...拝啓、昨日より
-
窓の隙間から漏れ出てくる
祭り囃子を耳にして微笑んだ
色とりどりの出店やお菓子
ベッドの上での想像でも心が躍る
寂しくないのとあなたは問う
私は少し唸って考えて呟く
「あの光の中にいる子どもたちが
楽しんでいるなら、それは素敵じゃない」
すっくと立ち上がって部屋を出る
呆気にとられた私はまた窓を見る...横たわる郷愁
-
パジャマのままで歩くよ森の中
スマホはずっと7パーセント
立木がようこそっておじぎしてる
風に誘われ匂いに呼ばれ
パジャマのままで歩くよ川のそば
スマホはずっとカメラモード
葦のささやき噂するススキ
せせらぎのあいさつあめんぼの口笛
月明かりのステージ開くよ今夜も
葉ずれの音が喝采の波になる...今宵はパジャマコードで!
-
もう時間が無い いつも時間が無い
起きたら寝るまでジタバタドタバタ
色んな事が手遅れで
色んな事が後手後手で
ほらまた時間が無い もう寝る時間
夜なのに忙しくて 起きたのに疲れていて
色んな事に気付けずに
色んな事に知ったかぶり
ねぇ教えて?何もかも知っているキミ
あなたの時計は幾つあるの?...Happy (Re)Birthday