タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（695）

パチリとスイッチ刻まれる思い出
うにうにうににとモーター鳴って
刻みましょう壊しましょう
笑顔で砕こう誰かの歩み
カチリと薄刃で別つ足跡の山
しゃかしゃかしゃららと舞い散って
破りましょう千切りましょう
笑顔でスッキリ私の淀み
どうせ私の傷痕も縫い跡も消えないなら
せめて思い出くらいは粉みじんにね...

独自の進化と無心で修行し
辿り着いた気高き新境地
生きとし生けるものたちへ
心の解法を伝えるために
微生物から大型動物
ありとあらゆる者たちへ
迷える心を静めて見つめ
光と水と風との対話
呼吸は大事だよって
歩行は安らかにって...

無表情の人が怖いって
何考えてるか分かんない
笑顔の人は優しいって
健やか朗らか正直誠実
肌の色も髪の色も
その特徴が偏見蔓延
住む場所も話す言葉も
世界が広いだけなのに
脳みそにはっきりくっきり
焼き印押されたくないんだ...

霞かけたストーリア
追い風を待つ暇は無い
目を凝らしても陰は無く
指先には感触もない
虚ろなキャパシティ
詰め込むだけ無駄なのに
またひとつまたひとつ
増えてくのはいらない物？
薄手のカーディガンはためいて
まるでヒーローのマントみたいに...

背の高い草に埋もれてアイポイント
トカゲやバッタと同じ眺めに
この世界がいつもより大きく感じる
この気持ちが萎縮してるのが分かる
雨粒は水の砲弾　陽射しは体を焼く
いつ誰に食われるか分からないまま
草の根から地を這い飛び跳ねその先へ
跳ねた先だってきっと草むらだろうに
頬を切った細い葉に赤い滴り落ち...

生きてることに違和感があって
どうにも毎日居心地悪くって
ここに存在することそのものが
正しくないって思えちゃうんだ
目に映る物が画面越しみたいに
ノイズ混じりの向こう側にあって
実物を見ている感覚にならない
僕はどこにいるんだろうって
違和感を消すには消えるしかない
それはおかしいって感じててもね...

ポインセチア言うンはな
赤いのは花やのうて葉っぱ
日本語やとショウジョウボク
酒飲みの猿の顔なんやって
シロツメクサ言うンはな
いわゆるクローバーのやな
花をカッピカピにしてから
詰め物にしてたからツメクサ
ええよええよ買わんでもええ
花のことなら何でも聞きにきい...

何も感じなくなってどれくらいかな
取説通りの細胞が機械みたいだ
喧噪の窓際じゃ朝も夜も分かんない
焦点の合わせ方ってどんなだっけ
息を止める気力も無くなって
先へ進むことしかできなくなった
タイムマシンの毛布の中で
うずくまって丸まって横たわる
ねぇいつから伸びた？自転周期
きっと一日１００時間くら...

トンネルで区切られた景色は
さっきまでの君の白い息に似てる
荒い呼吸もおぼつかない中で
どうにかして何かを伝えようと
でも言葉にする方法がわからなくて
ドギマギするのもなんだか可愛くって
イジワルするつもりじゃなかったけど
何も言わずにただ見つめちゃったんだ
その想いが届くまで待ってる
トンネルはも...

目覚めた朝ボクは辺り見渡し
目を光らせ身構える
身の回りにあるものでも
身を守れるなら何でも良い
ナイフとフォークは
食事中に見えちゃうのが困るね
傘を持ちたいところなのに
今日の予報は雨じゃないんだ
丸腰で外出なんて嘘だろクレイジー
一歩踏み出せば生死分けるサバイブチャレンジ...

そこには誰もいないんだから
小指を差し出すのはやめたよ
もう片方の手てSnappingするんだ
始まりの鐘鳴らすみたいにさ
指を鳴らして晴れたらすごいけど
僕は雨が降ってきても楽しいよ
空は風を呼び雲を巡らせて旅をして
水たまりの上に七色の橋を架ける
遠い星のための望遠鏡も好きだけど
そこに行くため...

頬を抜けて耳を震わせた
放課後のカーテン揺らす
ぴしゃりと冷たい風きりり
北から降りてきているね
書きたくないプリントや
見たくもない答案用紙も
連れてって欲しかったけど
ついでに私だってさ
ずっと目を閉じているのに
どこにも触れない風の色が...

ぼくのあゆんできたみち
なんにもないなっておもった
じっとうつむいていたら
どこからかこえがきこえてきた
「そんなにみつめられたら
はずかしいじゃないか」って
そうやっててれたちきゅうは
どこかのかざんをふんかさせた
ぼくにはとどかないほしのひかり
どこもいけないなっておもった...

毎日続けていくことってさ
習慣にするのって難しくて
意味とか意義とか考えちゃうと
モチベーション保てないよね
でもさその辺の石拾ってさ
サイン書いて投げたりとか
下らないどうでも良い事って
なんかやっちゃうんだよね
必要されないことへの安心感？
砂嵐が消していく落書きも...

どうせ２匹だけじゃ足りないなんて
最初っから分かっていたんだろう？
まとめて２匹が無理だからって
１匹で良いなんて思ってないよね？
絶対にとれる方法を考えよう
世界中のウサギたちが集まるほどに
アブもハチも捕れないってやめた？
どうして欲しかったのかわかってる？
絶対にとれる方法を考えよう
例えばハ...

オレンジが徐々に青みを帯びる
窓越しに流れる景色は黒さを増す
今夜は晴れていて良かったな
夜雨や夜霧も嫌いではないけど
景色が暗闇と灯りになる頃が
この旅のクライマックスみたいに
目を閉じるのが惜しくなくて
微かな軌道のつなぎ目がBGM
トトントトン　トトントトン
辿り着く場所を知っているのに...

コンポーネントダウンロード
プリセット完了将来像
必要事項を明記の上
規約と約款スクロール
タッチのままに命じて生じる
音のない切り口ため口逃げ口上
住民票はネット上に
１６進法の取説いかが？
肉を切る音焼ける音
ここはいつから精肉店？...

ふわりのせた静かに
黒い粉雪みたいに
少しだけほろ苦の
細かいココアの粒達
ちりばめていく黒さ
甘さを覆い隠し
際立たせた苦みで
あなたをそっと誘うの
Scratched Cocoa
見せるつもりなかった甘さ...

初めて綿あめを食べた日のことを覚えている
棒の先にいくつもの細い糸が絡まって膨れて
これはきっと魔法だって信じこんでいた
そっと口にすると甘いのが不思議だった
そして私は次の新しい綿あめを手にした
最初は熱くてか細い糸だったものが重なって
徐々に大きくなって色も付いてキレイだった
触れた唇から甘さが...

脳みそパスタでアルデンテアルデンテ
オリーブオイルが目からこぼれて
鼻からバジルで口中鷹の爪
ほらね潰してトマトソース
脳みそラーメンがバリカタでバリカタで
鶏ガラスープが目からこぼれて
鼻から小ネギで口中味卵
ほらね煮込んで縛りチャーシュー
脳みそうどんで強いコシ強いコシ
魚介のうま味が目からこぼ...

大きな森に一人きり
小さな小屋に一人きり
ミシンを編むよ一人きり
トントン編むよ一人きり
記憶を繋いでカラカラキュッキュ
気持ちを重ねてコロコロチクチク
ひとりでに動き出す綿入り人形
雨にも火にも弱いけど
大きな砂漠に一人きり
小さな塩湖に一人きり...

積極性って何？積極性ってなんだろう？
あなたに体当たりしたら良いんですか？
協調性って何？協調性ってなんだろう？
みんなの頭にリモコン埋め込めば良い？
柔軟性って何？柔軟性ってなんだろう？
マグマの中に飛び込んだら分かるかな？
人間性って何？人間性ってなんだろう？
ごめんね昨日猿から進化したばっかり...

東京ドーム何個分のアンテナ広げて
慣れない人間界をコソコソと生きる
人も人の集合体も何もかも全て
囁くように言の葉の矢を放ってる
どうせ届かないと思っているんだろう？
どうせ聞こえないと思ってるんだろう？
あぁそうさそのフリは上手くなってきたさ
でも僕の巨大アンテナはもう血まみれだ
いつの間にか体中...

謎のルールは謎ルール
栗毛は黒染め靴下白色
アンダーウェアの色まで指定？
誰が確認するって？ぅわ…ヒくわ…
それ誰のため？それ何のため？
それって将来ハッピーですか？
オトナの皆さん解答用紙はこちら
皆さん一斉にフリップをどうぞ
私達が日々問いに悩んでいるのなら
皆さんも問いに是非悩みましょう...

プログラム通りに確実に
決まった流れをこなしてく
脇目を振らずに淡々と
目なんてろくに見えてないけど
指示通りに忠実に動く
ルートを外れず丁寧に
よそ見もしないで延々と
視界なんてろくに無いのに
さぁ間違ってない指示を出しなさい
決めるのはあなたたちでしょう？...

がうがうがうがう
穴ぐらで眠り込んでいる
クマさんのおなかの上で
私も一緒にウトウトウトウト
フカフカの中でボーッとしてると
大切ないろんなことを思い出す
フワフワした気持ちの中で何度も
大好きとつぶやきたくなってヌクヌク
あぁクマさんなんでそんなに大きいの？
そんなに大きくてあったかいともう私...

「空気を切り裂く疾走感って
宇宙の真空の方が速くない？」って
もっと空気読んで欲しいけど真空か
しかしなんでこんなにマジレスなんだ
「天使のはしごって言うけど
羽根生えてる天使にはしご要る？」って
もっと雰囲気考えて欲しいけど無駄か
ここでなんでそんなマジレスなんだ
普段の会話は教科書の国語じゃない...

並んで歩けたらそれで良かった
差し伸べた手も寄り添う影も
笑顔でいられること全てが
お互いがお互いの拠り所と信じて
私はそれで十分だったあの時まで
気付けなかった自分を今でも呪う
つかず離れずだった頃が懐かしいね
距離感を図りながらはにかみ
懐を探り合いながらじゃれ合い
私は一度だって過去形にしたい...

「調理済みのエビって中古？」とか
また訳のわかんないことばかり聞く君
そういえば昨日は「氷漬けの太陽」だっけ？
君と話してると飽きないやでもこりごり
髪の毛はカッターで切ろうとするし
歌を歌えば猫もネズミも逃げていく
ステップはとっちらかって靴が脱げる
それなのになんでとびきりの笑顔なんだい？
あぁ...

今日もまためくる一枚のページ
いつまで経っても同じに見える？
だってそれはずっと紙だもん
でもほらじっと良く見てみようよ
脱走する王様がいるよ？
太陽が迷子になっちゃって
キノコが世界を支配した？
フライパンを追いかけろ！
さぁまだまだ続くよストーリー
ドキドキでも焦らずに落ち着いて...