タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(13)
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君に言いたい事がいっぱい
ボクの心に想いがいっぱい
ねぇ、少しだけ吐きだします
耳をすませて 聞いてください
ずっといっしょにいてください
ずっとボクを見ててください
僕は君が大好きだから
君をヒトリジメしたいんです
ずっと歌わせててください
ずっと歌を聞いてください...【歌詞】ヒトリゴト
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――僕は星。飴(あめ)色の星。
――飴のように透明で、甘い声で歌うんだ。
――僕は南西の宙から飛んでいくよ。
誰のために?
――それは、
とある宙のとある星たち みっつめ 飴色の星
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「…カイト…」
「めーちゃん!起きたの!?」
倒れたメイコをポッドに入れてから、すでに数時間が経っていた。
ミク達は来ないが、おそらくとっくに片付けは終わっていることだろう。
「うん…ありがと…」
「ねえ、めーちゃんは、たぶん…」
「うん…わかってるわ。 起動してくれないからでしょう?」
メイコは、...レンとぼかろ家の日常。 8 (カイメイ)
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しばらくすると、メイコの怒りもおさまったようだった。
…んだと、思う。
破壊音は止み、静寂が部屋を覆った。
…ただ、一つ心配なのが…
「…ねぇ、静かすぎない?」
「だよね…何でだろう…?」
あまりにも物音がしなさすぎて、逆に不安を呼んでいた。
ただ、また酒を飲んだりしているとかの危険性もなくはないの...レンとぼかろ家の日常。 7
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「…ん…っ… うぁぁあ…ぅ」
再び眼を覚まし、ポッドから出たルカは思いっきり伸びをした。
「…さてー…のんびりまわってみようかしら…」
若干寝ぼけ気味だが、とりあえず部屋を出た。
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玄関で、ばったりルカに会った。
「あ、ルカさん」
「うん? ………えーと………あ、そうそうレン君ね!」...レンとぼかろ家の日常。 6
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ある日の朝。レンはミクに不意打ちで耳打ちされた。
「ねえねえ、新しい人が来るんだって!」
「ふぁっ!?」
「あ、ごめんw」
「……………………。 もう?」
リンとレンが来たばかりだというのに、もう新しい人が来るのか。
「なんかねー、巨乳でグラマーで外国人なんだって!楽しみだね!」
「…ふーん…それで...レンとぼかろ家の日常。 5
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ここで歌ってるよ。
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初めて呼び出された次の日から、レンは頻繁に呼び出されるようになっていた。
「―――――――♪」
―だから 忘れないでて
―ぼくは ここにいるから
―いつも 君を 待っている…―
「ら―、ら―、ら――…
ら―、ら―、ら―あぁぁああぁ」
(…まただ)
「あーくそ!またか!」
どうしても、のばすと...レンとぼかろ家の日常。 4
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ちっちゃいぷにレン
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この日。
レンは初めてマスターに起動してもらった。
玄関から出るのは初めてで、ドアを開けるとすぐに光に覆われた。
あまりのまぶしさに眼をつぶって、
*
(……あ)
眼を開けると、前に大きな楽譜のような線があった。
そして、その奥に見える大きな男性…
(あれは、…きっと、マスターだ)
そ...レンとぼかろ家の日常。 3
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もぐもぐ。
呼び出されることもないので、レンは適当なものを冷蔵庫から出して食べていた。
どこから食べ物がくるのかは知らない。
(おいしい…おいしい。うんこれはすごくおいしい…)
レンの手にしているのは黄色い果物…バナナだ。
すごくおいしいから、とずっと食べている。
リンにも勧めてみたのだが、
「それ...レンとぼかろ家の日常。 2.5
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「もしかしてレン君?起きてたの?」
建物は意外と広かった。
適当にうろうろしていると、青いマフラーの男性と出くわした。
…マフラーをしているのに、アイスを食べている。
「あ、えっと、ミクねーちゃんがかいにいって言ってた…」
「うん。カイトだよ。よろしく」
「よ、よろしく」
レンは、異様だがここではな...レンとぼかろ家の日常。 2
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…―――――♪
―――♪――♪―
(音楽が… 聞こえる…)
音の渦の中で、少年は静かに眼を開いた。
(綺麗な…)
音が聞こえていても、そこはまだどことも繋がっていない電子の狭間。
きっと聞こえている音楽も、どこかの電波を勝手に受信してしまったものだろう。
(早く…歌いたいな…)
少年は再び眼を閉じ、...レンとぼかろ家の日常。