タグ「リンレン」のついた投稿作品一覧(12)
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誕生日おめでとう!【モモコへ】
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「レェーーーンっ!」
私は最近出会って仲良くなった少年の名を呼んだ。
それなりの音量を出した私の声が、時計塔の中を床から天井までを駆けていく。
グワングワンと少し反響した後、聞き覚えのある声が返ってきた。
「おー、いらっしゃーい」
―――なんだ、“いらっしゃい”って。レンの家かよ。
心の中で、レンの...シンデレラシンドロ-ムⅢ【協同解釈】
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君のとなり <色なしver.>
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だだだだっ。
と、階段を滑り落ちていくような、なめらかかつ速いスピードで二階から降りてきたリンが叫ぶ。
「レェェェーーーンっ!!!」
レンはリンが息を吸い込んだその瞬間に、ぎりぎり耳を塞いだ為、鼓膜の犠牲を防ぐ事が出来た。
「…で?何?」
うっかり目まで瞑ってしまったレンは、片耳と片目をあけてリンに...【鏡音誕】大好きな君へ
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リンちゃんが電車好きだったとして。。
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街中に灯が燈り、街路樹もがイルミネーションで光り輝く12月のとある日、調度9時頃。
明らかに不必要な程明るくなった道を、駆け足で有名私立高校の制服を着た少女が駆け抜けていく。
その少女は頭の上で結わえた白くて大きなリボンが印象的で、リボンを揺らしながら街路樹の合間を縫う様に走っていく。
小窓から見え...シンデレラシンドロ-ムⅠ【協同解釈】
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最近、とても重要な事に気付いた。
こんなこと言ったら、全国の非リア充さん達や管理人さんに贅沢過ぎって言われそうだけど、(とゆうか管理人にはもうぶつくさ言われた…)その、えぇっと、なんていうか…
―――好きって言われた事がない。
う、あ、いや、あの後付き合うことになったし、デートもするんだけどっ!
レ...まだ終わったなんて、・その後
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バイトで出会った少年。
夏限定で募集していた喫茶店のバイトを、どうせ暇だから、と言う理由で受け、そこで同じように働いていた。
そいつ…―――レンのことを好きになっちゃったんだ。
バイトは今日で終わり。
どうしよう…。
【まだ終わったなんて、】
「リーーンっ!」
「っ?!」
呼ばれただけでかぁっと顔が...まだ終わったなんて、
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「リ、リン!?」
「あ、おかえり!れんきゅん♪」
「俺はれんきゅんじゃねーーーーーーーーっ!!!」
【それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。】
「…で?な、ん、で、俺のシャツを着てるんだ?」
「んー…とねぇ……、あ、そうだ。メイコ姉と洗濯物を片づけてたの。」
と言いながら、リンは俺の斜め前のソファ...それは俗に彼シャツと呼ばれるものである。
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がたんっ…
俺はリンの手首を掴み、床に縫い付ける。
「えっ!?ちょ、れ、ん?」
リンの声を無視して俺はリンの首に顔を埋めた。
「っ…ひぁっ…」
【思春期ですから。 3 】
リンの声が小さく部屋に木霊する中、俺はリンの鎖骨付近にちゅっ、とキスマークを付けた。
ぴくんっとリンの体が跳ねる。
「れ、レン…...思春期ですから。 3
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「レン」
”出来るだけ、真剣に”
ミクちゃんが言ってた。
だから、いつもみたいにふざけたりしないで、一回だけ名前を呼んだ。
そして、続ける。
「話が、あるの。あたしの部屋に来てくれる?」
レンは一瞬目を見開き、その後目を泳がせて悩むようにし少しの間悩んでから、何かを決意したような表情で呟く。
「…何...思春期ですから。 2
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聞いて下さい!
最近、レン君がかまってくれないのですー!
この私リンちゃんが、「レーンッ!遊ぼっ!」と言っても「今忙しい」って冷たく断られるし、「レン大好きだよ!」って言っても「あ、そう」と華麗にスルーされるし、リンちゃんがレン君の事をぎゅーってすると露骨に嫌そうな顔をするし、ずぅぅっとゲーム機に目...思春期ですから。 1