みずのの投稿作品一覧
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《A》
もういいかな、充分頑張ったよね?
たくさんの可能性を捨てて
選んできたこの道の上
せめて誰か、灯をください
《A》
もういいよね、こんな出来損ないが
必死に前だけ見て走ってきた
辛いこと、苦しいこと、いっぱいあったけど
「もう一回」を繰り返したんだ...愛されたい、愛していたい
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羽
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花1
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花2
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≪A≫
「この間はごめんね」
喧騒の中にポツリ
楽し気なBGMは遠く
「私が悪いから、」
続くはずの言葉
君の拒否が響いてく
≪B≫
どうして?
私、何か間違えたかな?...ツリーの灯の下で
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空はいつだって 眩しすぎるの
この場所の影が
明日はいつだって 遥か彼方に
嘆くよりも 遠くに
あぁ それは 確かあの日の
記憶が溶け込んで 透けていくの
いつまでもその道 夢を見ていた
幼いその背の翼
「変わらないでね」 変わっていっても
繰り返した その毎日に...新しい夢
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≪A≫
夕焼けはまだ 遠いままで
あなたの影を追っかけてた
はしゃぎすぎた 熱い日差し
靴紐を結ぶのも忘れて
≪B≫
また刹那に揺らいだ 記憶が胸を焦がす
勝手ね。
そんな顔しないで、ね 絡めた 指の温度
≪サビ≫...あの日のように
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≪A≫
君の駅を通り過ぎて
街は深く眠っていく
静かに響く振動に
意識が遠のいて
君の指を思い出して
僕はもう会いたくなる
静かに凪いだ喧騒に
意識が揺らめいて
≪B≫...友達
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小舟と二人
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「僕思ったけど、案外さぁ」
「ん?」
「・・・いや、なんでもない」
≪A≫
知らないことばっか 不安でどうしようもないな
手は繋ぐべきか? いやでも手汗かいちゃったしなぁ
重いと思われないように 必死に書き上げた台本
「あそこ寄ってこう」 しょっぱなから崩されちゃって
≪B≫
君が楽しめればいいなっ...二人
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≪A≫
折れた剣を突き立てて
動かない勇者の脇を通り過ぎ
悪魔は悲しげに嘆いた
「君さえいなければ」
守られるだけの幸せな日々
潰れて消えてくそこにあった未来
悪魔は楽し気に囁く
「君さえいなければ」
≪B≫...Lonely Devil
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≪サビ≫
いつも笑って 弱みを見せない
細い肩は 震えていた
ねぇ 君の「ただいま」を待ってる
≪A≫
手の中の箱は震えない
結局は意地の張り合いで
知らない僕の罪なんて
知る由もなくて
≪A≫...笑って
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イラスト背景用イラスト1・花
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崩れた街は夜
明日は戻らない
あなたのいない空
もう一人きりの夢
「さよなら」は鳴らない
ただ一つ残して
あなたのいない空
もう二人きりの世界は終わった
「人は何を願って生きていくの」
霞む彼女の声は...ステージ