タグ「改変自由」のついた投稿作品一覧(45)
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やがて日は落ちて
「もう終いにしやしゃんせ。」なんて
君が言うものだから
其のオレンジを否定してしまわれたのですか
「仕掛けを外さなきゃ。」
帰路を急ぐ蝙蝠の
成した群れを示す
細い指の先「キラリ。」と
まるで意志を隠してる
隠喩(メタファ)のように思えたのです。...(タイトル未定)
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きらきら輝く音に
心を奪われては
微笑む君の隣で
小さく足踏みでステップ
下回る期待ばかりだね
望みを捨てないことは馬鹿なのかな
でも君の話す未来は
絶対な気がしてならないのです
この薄い胸の高鳴る鼓動を
君の所為に仕立て上げて...名前のない星座
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全てを悟ったかのような
緑の綺麗な瞳でさ
感情の死骸を流しては
ドレスのまんまで泳いでた
君のことが好きでした
覗いた穴が嫌いでさ
蓋をしてみりゃいいけれど
自由が底で舞っていた
あーあ、ため息だ
歌になる前に逃げちまえ...何処に行こう、と君が誘うから
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A
金魚姫、此処においで
赤に塗れたドレスで
微笑む目線で僕を捉えて
嗚呼。金魚姫、今日も綺麗だね
絶え間ない雨の隙間で
縫うように傘を携えて
B
指先に絡む透明な鍵
君にもひとつあげようか...金魚姫
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廃墟
凛と
回る
月と
詰まる
生と
死ぬる
道と
晴れか
雨か...隙間風、吹いた
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伸ばした指の先
光る赤い花の理由は
きっと昨日の夜亡くした
あの愛に似て照らすから
何も知らないままでいたなら
貴方の悲しみすら背負えるくらい
強く、想えていたなら
今頃、その笑顔を捕まえて離さないだろう
秋の夕暮れ、吹いた風に揺られて
心変わりに気付いても...赤い花
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小さな嘘をつきました
小さな傷をつけました
君は笑ったようでした
君は笑ったようでした
僕は許されたくなくて
ただなんとなく本を閉じました
浮かんだ言葉、声にならず
漢字を間違えたようでした
君の姿が消えました
僕は受け入れるつもりでした...来・雷・lay
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扉の鍵は簡素で
ひとつは君の手を擦り抜けて
床にゆっくりと叩き付けられる
欠けた破片、宙を舞わず落ちる
緩い呼吸を繰り返して
眩む涙腺が灯りを消して
窓のカーテンが弱く揺らいだ
冷たい風、横断して還らない
紡ぐ言葉は
もうそろそろ要らないだろう...絶頂シンドローム
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さぁ、目覚めの準備だ
暗い黒い雲は未だ来ない
煌びやかな衣装と薄化粧
微笑む彼女は女神のよう
開いた海、横たわる橋
飲み込んだ言葉→「もういいか」
悪魔が手を招いて曰く
「おともだちになりませんか?」
三角形で跪け
並べ替えてはまた鳴いて...三角形で跪け
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曲がり角 故郷の地(ふるさとのち)
振り返ると言えずにいた
私の想いは飛び出そう
Oh, Yeah
何もかも古錆びた(ふるさびた)街
歪(いびつ)に呼吸を繰り返し
私の気持ちは壊れそう
Uh, la la…...歌舞伎町ラボラトリー(多分SeeU用)
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アナタの髪は空に棚引いて(たなびいて)
まるで在りし日の記憶のようで
不意に口に含むと
苦い煙の味がした
触れれば、微か指に馴染み
さらりと、解けてアナタの肩を覆う
見やれば、微か笑みを浮かべ
くるりと、開いたアナタの瞼
其れが遠く想い出になることを
選んでしまった僕らでした。...(タイトル未定)
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せめてこんな歌、君に聞こえないよう
耳を塞いであげる。優しい体温で
傷を付けるためのナイフで
傷を付けてはただ剥がした
けらけらと又君が笑う。
「嗚呼、ほら、汚い手首が」
それはまるで「きょうき」だという
殺すための手段ではなく
真っ赤に染まったその蓋を
こじ開けて中身が見たいだけ...瘡蓋ラプソディ
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歩きづらい道を避けて
足下の花を踏み付けた
そこで咲いてる方が悪いのさ、と
悪びれることもなくそれを「抜け殻」と呼んだ
誰かの隣で歩調を合わせ
偽りに微笑んでみせる
その方が楽だったから、だなんて
悪びれることもなくそれを「愛する」と称した
優しい歌はもう要らなかった
きっと同じ声でしかないから...(タイトル未定)
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待ち焦がれていた世界は今や
致死量の正義に溢れて見る影もない
君はまだ死に損ないの身体に
しがみついて浅い呼吸を繰り返す道化
助かりたいのかい?お気の毒様!
既にセーブデータは破損状態
リセット押した方が早いくらいさ
恋と言う名のエッセンスで
べたべたに汚れたゲーム
楽しさの一ミリも残っちゃいない...最終魔法の唱え方
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『偶然』を『運命』と称して
熱が上がる道に 言葉を捨てた
目と目が合うことも
肩が触れ合うことも
許されたと信じた あの夜の不思議
ただこんな歌 歌うことさえ
貴女に届けばいいな なんて世迷言でして
だけどもう一度 そうせめてもう一度
あの日消えた熱情、思い出せたなら
嗚呼、幸せになれ...(タイトル未定)
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「そう!私はよくある【優等生】
真っ直ぐ上げた掌翳して
教科書通りの答えを吐くわ
ほら、
みんな【いい子】って褒めてくれるの!」
--トオリャンセ・トオリャンセ--
--イマイマ ドコゾノ ナナメガトオル--
--トオリャンセ・トオリャンセ--
--ボタボタ アマイシル ススル--
ナ・ナ・...ナ・ナ・メの目線
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光が終われば
闇が拡がり
瞬く間に追い詰められていく世界の果てまで
涙が出なくて
叫びたくても
太陽を妬む橋に咲いた綺麗な花
愛を知らずに グリーン・アイド・モンスター
誰も知らない グリーン・アイド・モンスター
今が終われば
過去になるだけ...グリーン・アイド・モンスター
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ハローと振ったその右手
グッバイ握った左手も
貴方の一部であるならば
私はそれを愛しませう
生きたい今が素晴らしくて
逝きたい意味などありませぬ
ただ其処に残る唯一の
心を溶かしてゆきたいの。
答えなんて初めから無くて
問題など最初から無いの...ハロー・グッバイ
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眠れないほどに
鼓膜の奥から鳴り響く
オンガクに頭を支配されて
暗闇の中で目を凝らした
問題の多い答えより
答えの多い問題の方が
考えるのが楽しくなるでしょ?
少しだけ脳の体操しよう
コード進行は無視してスルー
ギターよ。奏でれ!...(タイトル未定)
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―小 さ な 花 の 歌―
せせらぐ川の傍に
小さな花がひとつ
添うように佇む
少女の影はひとり
騒ぐ魚たち、水飛沫を飛ばして
ささやかな命を繋ごうと必死に泳ぐ
「気付いて 気付いて」と叫んだ声
水音(ノイズ)にかき消され 届かない
儚く弾ける水玉に 思いを馳せては...小さな花の歌
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曖昧で いい加減で
嘘つきな お前なんか
重ならない 記憶と共に
くずかごに まるめてポイだね
「愛したい」とか 「いつもいたい」とか
五月蝿いわね 望まないわ
感謝して キスで許すわ
首筋に寄る 貴方の合言葉
「不意に絡みつく言葉の折々
並べた様々 意味の無い何か」...愛飢えを・何ぬ音の
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君が 竜の 夢を 見る頃
夜は 未だ 夏の色
僕は 君の キスと 傷を
重ねて 抱えて 眠らない
朝の光に 包まれても
その中で 震えてる 淋しがりな僕
赤と 青と 黄色と 緑と
世界は 賢く 使い分け
愛を 描いて 咲いた タチバナ
泣いてる 吐いてる 舞い上がる...君の傷と竜の夢
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『おやすみなさい。 いい夢を』
僕がいつもそう言うのは
君に悪夢を見せたくないから
君は言う
僕に会えるだけで幸せだと
僕は思う
その幸せのままで眠って欲しいと
幸せの中で眠りにつけば
きっと幸せな夢が見れる
それはきっと、僕のお陰なのだろう?...眠りねずみの涙
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君のいない世界にも
なかなかどうして慣れてきたよ
青い空を見ながら
口笛吹いて帰ることも出来る
僕はカメレオン
擬態するココロ
みんなの灰色に合わせて笑う
僕はカメレオン
顔色ひとつ変えないで
自分を偽る嘘を吐く...僕はカメレオン
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貴方に会って言いたい事が出来たんだけど
どうにもこうにも一言じゃ収まらなくて
手紙にしてみても気持ち悪いから
直接会って言う事にするよ
耳掃除して待ってて欲しい。だから、あ
あ…
あ…
最近、さ
君の声 遠く感じて
目を閉じても...「あ。」
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一日いったいいくつの商品を
消費尽くせば気が済むんでしょ?
真夜中時計の示した13時
気付けば回りはもはや大惨事?
あれはこれ
それはどれ
あなたはだあれ
わたしはどこに
いないいないばぁ!
まあ、一番最初はとりビーでしょ?って...(タイトル未定)
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一人歩きする感情
追いかけて捕まえたいけど
伸ばす手の短さに泣いた
好きな歌さえも
愛せないままで
誰かの一番になりたかった
顔を洗う猫
明日は雨なんだろう
枯れた葉っぱが切れていたから
それをゴミにして燃やしてしまおう...(タイトル未定)
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君の好きな色を当てようか
見渡す限りの憂鬱
嫌いになりたくなかった味も
妄想だけで構築された
君だけの世界
扉は何処に、なんて
聞く暇があるのなら
コードを3つ覚えよう
月夜に鳴らせ、夜空色のギター
泣きたいときに泣けばいいよ...夜空色のギター※ミクイメージ
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『愛しい』と
泣いてる君の
声がして
僕はたまらず
部屋から飛び出た
頭上から
煌びやかなる
星のうた
君の耳にも
届いているのか...『愛しい』と泣いてる君の声がして
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きっと、春なんてまやかしだと
自分に言い聞かせて黙らせてた
だって、信じるものが救われると
誰が決めたの?誰が決めたの?
永遠の灰色の中に
一点でも曇りなき虹色
見つけたくて
もがいてもがいて
傷だらけの鱗になって
今じゃ誰にも見向きされないんだ!...開花宣言
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