ぷらっしゅぱぺっとの投稿作品一覧

あんまりきみは私の好みじゃない
でもあの子はわりとまんざらじゃないみたい
あんまりきみは話をしたがらない
だから何を考えているのかわからない
きみのことを気にしてるわけじゃない
でもそっけないその態度は気に入らない
きみと話をしていたいわけじゃない
だけど心の中のモヤモヤが消えない
相変わらずマイペ...

雨降り　日暮れの懐かしい道
近づいてくる見覚えのある傘
久しぶりに訪れたこの街だから
出会うかもしれないと思っていたよ
あなたは私に気づかないのね
服の好みも髪も変わったから
その素敵なマリア・フランチェスコの傘は
あの頃よりずっと似合うようになったね
あれから何度も新しい
出会いがあったはずなのに...

真夜中のワンルーム
お気に入りのジンジャーエール
6インチのスクリーンと
イヤホンから聴こえるビート
手のひらの中にある
この小さなステージからは
新しいメロディが
とめどなく生まれているの
I Listen to the Song
聴こえているわ...

見上げた夜空　遥か彼方
淡い雲を纏って　月明かり
歩道に　赤く灯る信号機
足を止めたままで
きみがいなくても
景色は変わらないけど
今では　すべてが
別世界のように見えるよ
僕の知らないところで
きみはどんな空　見てるの？...

寒い　寒い　こんな冬の夜は
深い　深い　眠りにつく前に
あなたを独り占めにしていたいの
甘い　甘い　あなたの囁きで
辛い　辛い　やましさ　かき消して
分かってよ　もう元には戻れないよ
Ah…　あなたが住んでいる世界は
Ah…　ここではないことなんて
Ah…　初めから分かっているのよ
何も気づいてない...

朝日差し込む　この部屋で
ほんの少し　目を開けた
隣にいる　あなたの寝顔
その頬に　触れてみる
今もまだ　夢の中
漂ってるみたいよ
でも　あなたの鼓動　感じてる
もう少し　このままで
まどろんで　いたいのよ
その腕の中に　包まれたままで...

23時の　アラーム鳴れば
ダイニングから　ママの声
今日の最後に　きみに送るよ
おやすみなさいの　メッセージ
クラスじゃ人目を　気にしちゃうけど
明日はずっと　きみといられるよね
スマホの充電　忘れないように
宿題だって　もう完璧なのよ
明日は　初めてのデート
なかなか眠れないの...

黒く染まる　空に光る
銀色の月は
朽ち果ててく　この世界を
眺めているようで
淡い光　照らされてく
歪んだ現実に
心だけが　闇の中を
彷徨っている
本当のことを　ひとつ知るたび
迷いがひとつ　また増えてゆくの...

I am always looking at you
見つめていたいの
I wanna be with you forever
いつまでもそばで
君の手に　触れた
あの日から　ずっと
変わらない　想い
この胸に　抱いているの
巡り合ったことが　偶然だとしても
このこころ　今も　高鳴っているの...

君をイケメンにしたいのよ　私の話を聞いてね
難しいことは言わないよ　君ならきっと出来るはず
いつも笑顔で　いて欲しいの　下を向いて歩かないで
身だしなみにも気をつけてね　髪もさっぱり爽やかに
着てる服なんて無難でいいのよ　飾ることなんてないの
ルックスばかり気にしていると　思っては欲しくないのよ
ス...

愛しているなんて　いまさら言わないで
そんな台詞はもう　聞きたくもないわ
あの子を抱きしめた　その手で触れないで
あなたの言い訳に　惑わされたくないの
あなたを許すつもりなんて
あるはずないのに　どうして
抱きしめられたら　心が揺らぐの？
こんな切ない恋なんか　したくないのに
あなたのその手を　振り...

僕が７つの時にやってきた
蛇と十字のエンブレムつけた
その真っ赤なクルマを得意げに
自慢してた親父の顔　覚えてる
最初は隣町までドライブ
コンビニで買ったソフトクリーム
帰り道の夜空　朧月
カーラジオから流れてた Oasis
僕には冒険だったんだ
このクルマが向かう先　どんな場所でも...

初めてキミに出会ったとき
思わず俯いてしまったよ
その微笑みがとびきり眩しくて
ガーデンパーティーの昼下がり
キミのことばかり気にしてた
パステルブルーのドレスも鮮やかで
キミの笑顔が
僕の心　掴んだまま
ずっと　ずっと
ずっと　ずっと...

鮮やかに飾られた
魅惑的な断面図
コンビニの棚の端
わたしのこと呼んでいる
お値段はやや高め
でも　こころは揺らいでる
ふわふわの誘惑に
ちょっと負けそうなの
フルーツサンドの甘い罠
パンに挟まれたイチゴと生クリーム...

夜空を舞う星屑
遥か彼方の記憶
伝えている
少女は祈り続ける
きっと愛する人はここに
戻ってくると信じている
朽ち果ててしまった世界
でも　あなたがそばにいて
くれるのならそれだけでいい
たとえ道が途絶えても...

解き放たれた　この魔法で
創り出されてゆくモノたち
人でなく　でも　人の姿で
この世界に現れる
道に迷う旅人たちを
その声で惑わせているわ
夢　追い続ける人は　みんな
こころ　奪われてゆくの
あれはワンダリング・クリーチャー
老いることのない　その姿で...

真夜中のハイウェイから
見えるビルの窓明かり
交わす言葉もないまま
ハンドルをにぎるあなた
この助手席にもだいぶ
慣れてしまった私だけど
こうしてあなたの隣
寄り添うの　これが最後ね
明かりの絶えない
この東京では...

港が見える坂道
丘の上のアンティーク・カフェは
まるで映画のシーンのような
お気に入りの場所なの
窓際のいつもの席
あの人は今日も来ているわ
優しそうな横顔に
いつも見とれてしまうのよ
あなたに声をかけたいけれど
そんな気持ちになるたびにすぐ...