「いやぁ…何とか戻って来れて良かったよ」
「マスター…」
「はいはい」

帯人が有紗に抱きつく。
有紗は慣れたのか背中を軽く2、3回叩く。

「ヒヤヒヤしたぜ」

アカイトは思い出したのか溜め息を吐く。

「それより、マスター」
「な…なぁに?」

ビクッと肩を震わす。

「さっきから何故視線を合わせてくれないんですか?」
「え…いや…」

目が泳いでいる。
明らかに避けているのが分かる。

「やっぱりキ「わぁ――――!?」
『…』

アカイトと帯人はいきなり叫び出した有紗を見る。

「マスター、何か隠してますね?」
「な、なんで?」
「バカイトと目が合ったら顔が赤くなってます」

帯人がグレる…と思いきや。

「…帯人、そのアイスピックしまおうよ」


しかも、殺気のおまけ付き。

「どうせ、雰囲気に任せたか、勢いに任せてキスでもしたんだろ?」

アカイトの言葉に空気が凍る。

「マスター、俺の部屋でゆっくりお話ししましょうか?」
「え、遠慮しておくよ」
「そんな遠慮いりませんから」
「嫌ぁぁぁあ!!!!」



この後、拷問されたとか…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

新しい生活___帰宅後

拉致られた亜種組はなんとか帰還しました


有紗は、次の日は立てなかったとか…

帯人に何されたんでしょうね?←

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投稿日:2010/02/06 22:58:34

文字数:478文字

カテゴリ:小説

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