A
桜と盃両手に花見酒 気分もよくなって
楽しめよ だか 入ったら最後
酔うまで 懐なくなるまで 飲みませう
B
愛でる札は枯れてゆく 営むと花は咲き誇る
実に単純 堪忍して 刹那
サA
舞えよ舞えよ花札達よ
その身に宿す華を 見せておくれ
浮世 支配して 己さらけ出せ
サB
おいでおいで花札達よ
その絵に宿す毒で脳犯せ
人を鎖に繋いで 己称えろ
A
梅と鶯 目の前でさえずる
全て忘れて過ちを ほら 見入られたら終わり
酔うまで 軽くなるまで 溺れませう
B
愛でるほどに花は咲いてゆく 出迎えないと華は朽ちて
本当に単純 踵返す 刹那
サA
踊れ踊れ花札達よ
燃え盛る花を魅せてくれ
現(うつつ) 知り尽くして 己隠し通せ
サB
謳え謳え花の札よ
その絵に宿す 力魅せて
握って 待ち構えろ 曇天空に
A
牡丹と蝶 私に幸運届けておくれ
真剣勝負で 失敗 また 狐に化かされて
悪酔いするまで 火の玉消えるまで 一賭けしませう
B
愛でるほどに罪悪感 それでも花は咲き乱れ
実に明答 身を翻し 赤提灯を
サA
笑え笑え花札達よ
その身に宿す花を魅せておくれ
浮世支配して 己現せませう
サB
光る光る花の精よ その絵の自身を称えよ
人を集めて 楽しもうか
花札賭博 夜桜の下で『こいこい』
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