水鏡に映す私
滲みた灯火群がる木魂

底へ沈みし天井を目指し
濡れた土を掘り
さけれど視えぬ
光は何一つと閉ざされてた

継接ぎの幸せを
寄せて繋いだ日々は
また一つまた消えてく
黒き雨が降る空
全て焼き尽くされ
二つの笑みを裂いて

飛び散る貴方の灰は
私の影を包み風に乗り舞う
埋めた言の葉
振りかれぬ様に涙堪えて

明りは瞼の裏
灯籠に放した海の闇に流され
二度とは会えぬ人告げてまた
土に還り影を残し

枯れ行く人
嗚呼底に幸あれ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

蛍火

また幸せの苗が芽を出すあの日に...

閲覧数:146

投稿日:2017/04/08 04:34:24

文字数:219文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました