赤い糸が紡ぐ おとぎ話


突然できた妹分 うさぎみたいに小さくて
守ってあげなきゃって 幼心に思った
昔から ずっと そばで
見ていたから キミの笑顔を
「キミの騎士(ナイト)になるから」
小さい王子が言った
姫は照れ笑いをして
「ずっと一緒にいてね」
小指に結ばれた 赤い糸の
たどり着く先を 知らずに


当然月日は流れてく 
そこで出会った氷の王様(キング)
近づけちゃダメだって 本能がそう訴えた
昔から キミが 好きで
想ってたから 気づいてたんだよ
「キミと一緒にいたいよ」
姫を困らせる言葉
王子に向けられた笑顔は
「ごめんね」と語ってた
小指に結ばれた 赤い糸は
どこにも たどり着かない


姫は騎士(ナイト)のもとを離れる
赤い糸に誘(いざな)われるがまま
騎士(ナイト)は姫を見送る
想いを胸に秘めたまま
この物語の結末は...?


「ページをめくりたくない」
先を知ってるかのように
一人で呟いた言葉を
来世でも呟く気がした
運命に頼ってばかりの
騎士(ナイト)はいつまでも
前に進めない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

騎士の赤い糸

赤い糸が語る結末は...

閲覧数:158

投稿日:2016/06/29 13:54:22

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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