テッドさんの会社、「重音舎」で、
テトさんとテッドさん、そしてグーグレ出版の野炉間有夫(のろま あるお)さんが、打合せをしていた。
新しいキャラクター「クロミク」の絵本と、コピーライト(商標登録)のアイデア会議だ。
ミクちゃんのラクガキを、デフォ子さんがデザインして、
テトさんがぬいぐるみにした、ミク人形。
クロミクは、そのバリエーションだ。
商品に使うコピーライト(著作権、“まるシー”)は、
重音テト/デフォ子/初音ミク、にすることに決まった。
●いろんなところで販売しよう
「クロミクは、これまでと違った売場で、売りたいと思います」
グーグレ出版の野炉間さんは言った。
「ねぇ、絵本って、本屋さんであつかうのよね」
テトさんは聞いた。
「うん。でも絵本って、みんなが思うほど売場は多くないんだよ」
テッドさんは答えた。
「そうですね。お客さんの層も割と決まってる。子どものいるお母さん、お父さんとかね」
野炉間さんは言った。
「でも、リピーター、つづけて買う人が多い。熱心なファンも多い」
テッドさんはうなずいた。
「本屋さんのほかに、いろんなところで、展開したいですね」
●キャラクターをイメージした、飲み物
「じつは、面白いアイデアがあるんですよ」
野炉間さんは言った。
「“ドリンク”にしようと思うんです」
「ドリンク?」「ドリンク?」
テトさんとテッドさんは、ハモって聞いた。
「クロミクをイメージしたレシピで、“クロミク・ドリンク”というのを作ります」
彼は、写真と企画書を出した。
「移動カフェ・チェーンの、モトヤ・エクスプレスに相談してみたんです。そしたら...」
「あ!」
テトさんが叫んだ。
写真には、ドナドナ号の、たこるかちゃんが写っていた。
「その会社の広報に向けて、いつも面白いオリジナル・コーヒーを提案してくれる人がいるらしい。
ドナドナ号のスタッフの店員で、多胡さんというそうです」
野炉間さんは、写真を指さした。
「この人に手伝ってもらって、クロミク・ドリンクを作ってみたい」
「たこるかちゃんだ!」
テッドさんとテトさんは、びっくりした。w(゜o゜)w
(パート2につづく)
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