よく晴れた空には
ドーナツみたいな雲
すぐ隣の家で
弾ける喜び
ベランダから見た
変わり映えしない
朝でも案外そわそわして
捉えどころのない君のこと
なぜか思い出した
足音
数えて
溜息
引力が
いつかの光の中
連れてきたら
馬鹿馬鹿しいなと
頭を振って消した
生きてるみたいに
生きて忘れようとしても
何も変わらない
纏う孤独の殻
天井眺める時間に飽きたらお昼
よく晴れた空今一つきらいだ
そのまま
行方は・・・
希望は
昔はよかった 嘘だ
誤魔化すのが
上手くなったよな
皮肉もつまらないな
どこへ行くんだろう
明日を求める人々の
虚勢に敗北
たぶん 多分 君は
生きてるみたいに
眠る僕を見ても 君は
何も変わらない
月が滑り落ちた
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