ガチャ

「ただいま~」

「あっ、ルカちゃんお帰りなさ~い」

「ちょっと遅くなっちゃった。変な人が[グラットンソードは持ったかい?]って…あら、お客様?いらっしゃいませ♪」

「お邪魔してるわよー!」

「知り合いの家じゃないんだから…」

「フフ、楽しい人たちね♪私はこのバーのマスター巡音ルカ。その子はお手伝いのたこルカよ」

「宜しくお願いします♪」

「うるさくしちゃってすいません、僕はカイトといいます。それと「私はメイコ!!宜しくね~ルカちゃん、たこルカちゃん!!」

「マスターにもタメ口?!」

「良いのよ、気にしないで。むしろお客様との距離が近くなった気がして嬉しいわ」

「歪みねぇ精神ね♪」

「めーちゃん…また兄貴ネタ…」

「それにしても、小さなお店なのに随分色んなお酒が揃ってるのね?カクテルが多いのはわかるけど…焼酎に清酒、地酒まで…全部ルカちゃんが選んだの?」

「本当だ…」

「そう、ここに置いてあるのは私が好きなお酒なの。日本酒も洋酒も全部ね♪」

「ルカちゃんお酒好きなんですよー。毎日仕事終わったら飲んでるもん。この前なんて一人で飲み過ぎて酔っ「あぁー!!何でもない!!何でもないわ!!」

「は…はは…(この人もめーちゃんと同じタイプかな…)」

「そうなの?…そうだわ!!ルカちゃんも一緒に飲まない?!」

「「「えっ?!」」」

「いつもたこルカちゃんと飲んでるんでしょ?たまには違う人と飲んでみたくならない?」

「ちょっとめーちゃん!ダメだよ!」

「どうなの?ルカちゃん?」

「…でも…仕事中だし…」

「気にしない気にしない♪バーのマスターなんてやってたら色々愚痴とか溜まってるんじゃないの?お姉さんが全部聞いてあげるわよ~?」

「…じゃあ…お言葉に甘えちゃおうかしら。たまには良いわよね?たこルカもいらっしゃい♪」

「わーい!!やったー!!」

「(…何だろう…凄く嫌な予感がする…)」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

~Bar L&M~カイトとメイコの場合(2)

2個目です!グラットンソード…持物戦争ネタです
今回はルカさんを面白く書いてみたいと思います
もうちょっと続きますよ~

閲覧数:95

投稿日:2010/01/15 18:36:09

文字数:828文字

カテゴリ:小説

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