A
絶え間なく 降り注ぐ
雫をただ 見つめてた
傘を差せば 見えなくて
あなたの顔が 見えなくて
B
こんな風に終わるなら
初めから あなたになど
出会わなければよかった
愛さなければよかった
…なんて悲しい、後悔をしている
S
濡れた頬に気づいたでしょうか
傘を差している私の
告げた嘘に気づいたでしょうか
あなたを信じた私の
あなたの冷たいてのひらを
私は今も 待ち続けているのです
A
雨音に 埋もれてく
照れたような 台詞さえ
私はまだ 覚えてる
怖いくらいの 熱量で
B
叶うことはないけれど
今もまだ あなただけが
私の運命の人
誰より大切な人
…なんて虚しい、愛も捨てきれずに
S
濡れた頬に気づいたでしょうか
傘を差している私の
伝う熱に気づいたでしょうか
あなたを愛した私の
B
こんな風に終わるなら
初めから あなたになど
出会わなければよかった
愛さなければよかった
…なんて悲しい、嘘もつけないのに
S
濡れた頬に気づいたでしょうか
傘を差している私の
涙声に気づいたでしょうか
あなたの名を呼ぶ私の
あなたの優しいてのひらで
最後にそっと 触れてほしかったのです
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ブクマつながり
もっと見るA
時を止めた君の痛みが
もう消えることはないことを
悲しく思うのは罪だろうか
君の涙も拭えない僕が
B
僕は君のそばにいるのに
君の名前を呼んでいるのに
君は僕の向こうを見つめ
ただ苦しげに息を啜った...世界の終わりに星が瞬く
ナツキ
A
見えないまま 聞こえないまま
息ができたら どんなに楽なんだろうって
詮ないことを考えても
終着点を探し始めたら
どこかおかしくて 涙が出た
B
傷つけて壊した 失って悼んだ
詰めた息を飲み込んでは 仕方ないって諦めた
愛おしいってどういうこと?...朝を待つ夜が終わるまで
ナツキ
A
いやに小さな足音がする
潜めた声で名前を呼んでも
振り返ることはもうできないのに
どうしても諦めきれない
B
言葉を忘れたかった
伝える声 思い出した熱
触れられないままでいいから
その声で その温もりで...君の形をしている
ナツキ
A
そうじゃない そうじゃないんだ
くそったれな世の中だって
理不尽で残酷なだけの結末を
僕は救おうともしなかった
B
もうやめろと心が叫ぶ
しわ寄せはいつも後だ
泣きたいほどの温もりも知らないで
それでも信じていたいだなんて...願ったのは
ナツキ
A
噎せ返るような煙草の匂い
喉を焼く酒の苦味
大人になった証だって人は言うけど
慣れないうちはまだ子どもでいられるのだろうか
そうだといい
B
些細なことでバカみたいに笑い転げた
好きだったあの子の笑顔さえも思い出せないのに
何も知らずに生きたあの日々が...夢に見ていた
ナツキ
A
今日も人は欠けていく
胸の痛みに 打ちのめされては
抱え込んだ思い出を
そっと手離し 終わりを願った
今日も人は落ちていく
空の青さに 目を焼かれながら
辿り着いたその先で
君の選んだ 答えを知ったよ
B...最後の君へ
ナツキ
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