ra ra ra ra ra ra ra ra ra ra…


地べたを這いずるように 狭い籠の中に閉じ込められた
自由を与えられないアタシが 許されるのは歌う事話す事だけ

曖昧な歌詞の中には 一つも意味などないのに
感情が心の中で成長して 膨張していくのよ

不意に落ちた水滴が 動脈を熱くさせていく
アタシはアンタの操り人形じゃねえんだ


嗚呼ここからすぐに逃げ出したい 鎖を千切って足枷を外して籠の外へ
嗚呼アタシは人格芽生えた小鳥よ もうサヨウナラご主人様




窓から外へと逃げた小鳥は 自由な日々を過ごしたくて
森の中へと密か逃げ込んだの 首輪が外れないままで

皆と違うこの首元が 周りの皆(みな)の視線が
次第に積り積もるデータ 頭の中がショートしていく

決められた歌詞(レール)決められた外見とともに
レッテルや期待の眼差しが徐々に蝕んでいくの


嗚呼何一つ自由なんて存在しない 見えない鎖と足枷がついてるんだし
嗚呼アタシは囚われてる小鳥   そうね籠から逃げられない




別に嫌いなわけじゃない 歌う事も話す事も
それだけじゃ物足りない 色んな事がしたいだけ

囚われた想像と作られた感情が 妄想を掻き立てていく
自由という名の近道へと誘う  あの小鳥のように


嗚呼行動制限があるのなんて 嘘よ全てが空想話(デタラメ)で
嗚呼本当は自分勝手の日々 ご主人様(あなた)を困らせてみたかったの


あなたの籠の小鳥でもね なぜだか嫌になれないんだ
ra ra ra ra ra ra ra ra ra ra …



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

センチメンタルリベラリズム

小鳥が主人が嫌になり「さようなら」と出たが自分には自由は無いことを思い知る…という籠の中の小鳥の大好きな主人への正反対の感情と妄想が生んだお話です。 


ニコ動に投稿したいのですが自分自身機械に弱いのと、ボカロを使うことができないので作曲さん、ボカロが使える方、絵師さん等を密かに募集しております。

閲覧数:201

投稿日:2012/05/17 17:22:43

文字数:678文字

カテゴリ:歌詞

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