また季節変わりゆく 見慣れてた街並みも
しかれども胸に流るる思いだけ移ろわぬ

偶然のあの日から 声聞いたあの日から
何せどもついて離れずいるあの人の笑顔

なぜに私に気があるよな振りして
遠く遠く知らない処へ
言の葉も残さず消えたのか

春も夏も秋も冬も 絶えず思いだけが空回り
星も雲も冗談も 誰も助けなどしてくれぬ
どこかあなた見てる?まさか そんな馬鹿げたことあるわけない
されど胸は侘び続ける 此処に戻る時を待ちながら

また季節変わりゆく 忙しない虫の音も
とうに絶え霜が降りまたこの里にも雪が降る

このよな私に 離れぬなどと嘯いて
決して袖も触れずにいた 
そんなことばかりを思い出す

花も雪も鳥も木々も 何故かあなたのこと呼び起こし
いっそのこと何もかも 見えなければと目を塞ぐ
今もあなた見てる?まさか そんな夢見心地捨てきれない
されど実は感づいてる どこかに幸せを見つけたと

このよな私に慕う辛さを教えた
あなた今も感謝します
されどあと一つ我儘をいいですか

春も夏も秋も冬も 絶えず想いだけを受け止めて
声、姿、温もりも 何も求めなど致せねど
これはただの旅か?まさか そんな馬鹿げたことあるわけない
されど胸は侘びつづける ここに戻らぬ人待ちながら

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  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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泡沫恋慕歌(詞クレソン)

閲覧数:224

投稿日:2011/12/09 18:10:43

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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