間違った形の 正しい世界
正しい世界の 間違ったぼく
正しい人たちの 好奇の視線
ぼくを飲み込む まっしろにする
怖いのはただ 変わってしまうこと
焦り続けてるのは 変われずにいること
誰にも受け入れられないまま 消えてしまうこと
ぼくは 自分自信すら 肯定しないまま
気づけば遠くまで たどり着いた
ぼくだけの小さな 正しい世界は
ひび割れだらけで 泣きそうになるよ
「ここまで来たら 変われなんかしない
ぼくはぼくだから ずっとこのままさ」
なんて言えるくらい 強ければいいのに
ぼくはまだ正しさと間違いの間で揺れてる
自分だけが正しい世界なんて
自分だけが間違っているのと同じさ
壊れかけた 世界の
正しさを追って 傷を増やす
ぼくは 自分自身すら ?わからないまま
傷つき 傷つけ 歩いてきた
ぼくだけの小さな 正しい世界は
間違いだらけさ 気づいてるよ
ぼくは 自分自信すら 肯定しないまま
気づけば誰かばかり 否定してた
誰もが生きている 正しい世界は
間違いだらけで 今日も回ってるよ
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神尾けい(元かおすけいおす)
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