12時を告げるサイレン 今日一日分の理性は
少しずつ今日も 私を蝕んでいく
それを見届けながら 浮遊
6時を告げるサイレン 呼吸 鼓動 渇望 スタート
それだけを今日も 守り抜ければいい
バランスを崩しながら 浮遊
日々見える景色は変わっても同じ音ばかり耳につく
私のビートを見失いそうになる そんな街角
足並み揃えて破壊する音は 「まだ足りない」と喘いでる
もどかしい言葉を捨てて 大声でわめく 狂い鬨の声
目に見えるものは全部嘘で たやすく剥がれ落ちる
全ての期待を裏切った 壁の落書きのような セカイだ
義務付けられた焦燥 呼吸 鼓動 渇望 リピート
忘れそうになる 正しく狂っている
日常と非日常 浮遊
退屈な景色の中にいる 嘲い それを 遠くから見てる
バカげた妄想 ナキワライ トマラナイ 気づかずに回るセカイ
繰り返される意味のない言葉に 迷子は帰る場所を知らない
高架下暗く 聞こえる歌は 何かが欠けてて でも気付けない
夜に落ちた星と身を潜めた月は 今日も街灯に夜を奪われた
ああもうここには 居場所なんかない もう何も聴こえなくて
無残なほどに疲弊した音色 奏でセカイは回る
ノイズまじる 日々を越えて どこまでも響く 狂い鬨の声
怒りを吐き出すだけの心は その息を止めたまま
狂い回れ 今押し崩される壁だらけの セカイだ
形になる私の叫びだ
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ここでも最後に笑うのは 選び奪う奴らたち
苦しみも不幸も巡り 皆平気顔で過ごす
もしかして気づいてるのは この世界で私だけ?
言葉すべて失いそうな 叫び声の合間に
笑い声...雨のち曇り、時々隕石
神尾けい(元かおすけいおす)
生まれたての言葉 色も形もなく
今に壊れそうで それを瓶に詰める
まだ空っぽな海に 流れる言葉ひとつ
一人きりの星に 言葉は流れてく
波に飲まれながら 色を変えて揺れる
ここから離れて行き 誰かへ近づいてく
この言葉は流れて どこかに行き着くでしょう
それが君だったなら 嬉しいよ ねえ
瓶詰めの言葉...星の海、ボトルメール
神尾けい(元かおすけいおす)
一呼吸の間に世界は回ってて すぐに迷子になった すぐに迷子になった
ほんの一呼吸 立ち止まっただけで 気づけば落ちぶれてた 気づけば
毎秒毎日 僕らに 何かをしろと急かす
ちく たく ちく たく まわる時計を
僕らは叩き壊そうとして また 諦める
日が昇れば 探していた
僕らのための 日溜まりを...なつ、ひかり。 歌詞
神尾けい(元かおすけいおす)
誰かが君についた嘘は雨になって消えた
通りに降った雨は海へたどり着かず消えた
いろんな人が君の帰り道の邪魔をするよ
誰かの足音にかき消されない様歩くよ
「きっと誰にも悪意はないんだ」
そう思って傷つくのは君一人だけ
大事な秘密を隠し落ちる眠りは
頭が騒がしくて 静かにしてよ
君が誰かについた嘘は 君...君のための雨のワルツ 歌詞
神尾けい(元かおすけいおす)
間違った形の 正しい世界
正しい世界の 間違ったぼく
正しい人たちの 好奇の視線
ぼくを飲み込む まっしろにする
怖いのはただ 変わってしまうこと
焦り続けてるのは 変われずにいること
誰にも受け入れられないまま 消えてしまうこと
ぼくは 自分自信すら 肯定しないまま
気づけば遠くまで たどり着いた...正しい世界 歌詞
神尾けい(元かおすけいおす)
空っぽの心を隠し過ごす夜は 何も痛くない 何も言いたくない
時計の針の囁きを聞きながら 今あるものは 逆さまの夜
ときおり感じた心の痛みだけ 覚えて歩く 忘れて走る
刻むような割れたような声は誰のもの? また日が昇る
憂鬱は僕らを奪い去っていった 無くしものを拾い上げる腕を縛り上げた
雨の音にまじる...空っぽの心から 歌詞
神尾けい(元かおすけいおす)
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