その街にはなんでもあった
じょうるり、しばい、かぶき、すもう、まいこハン、
そしてうつやかし
でも街にはあらへん音があったんや

そのすけんどは洋の音楽の本とにらめっこし
誰も知らぬ粋な音を夢みとった
長屋にひきこもり
お箏(こと)の柱(じ)を平調子(ひらぢょうし)
からずらしては爪弾いた

そのすけんどははじめて白黒の鍵盤にふれた
そのときナニを想うたのだろう?

ある男がすけんどにおうたの紙を渡し、
その洋からきた新しいお箏をおいてった

”この歌を奏でてくれないか。
閉じ込められた彼女達のために・・・”

その街にはなんでもあった
じょうるり、しばい、かぶき、すもう、まいこハン、
そしてうつやかし
でも街にはあらへん音があったんや

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華よ咲け-Another Story-

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投稿日:2020/03/31 16:09:16

文字数:322文字

カテゴリ:歌詞

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