A
よく見れば何もかも波動
姿かたち夜に啼く虚構
されども抱きしめられぬ混迷
沈む寝床は質量の証明

砂浜の粒数え多量
影は何故に息づかぬ謎
あるいは口きくだけの造形
疑う自我こそ存在の証明

B
シャーレの上にいる私は検体
ミクロレベルで愛を覗いて

S
人間だって あら大半は空洞
結合の中に魂を探して
悲しい 悲しい 悲しいと書いて
湧きだす量子の歌


A
色付けたこの顔も波動
アルファベータガンマ放射して候
果たして問い直される生命
とまれ今宵も寂寥の運命

B
今日この時を知る賢き天体
オシログラフに滲む落涙

S
千年経って まだ散々な様相
解法の中に解放を探して
悲しい 悲しい 悲しいと弾いて
零れる量子の歌


C
形のない遠心力の集合
寄る辺ない中央 でも確かにある感情


LS

※1S繰り返し

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

存在証明量子論(曲募集

小難しいやつを作ろうと思いました。

答え:賢さが足りない

コマンド:どうする? →曲募集

曲募集します!w

閲覧数:221

投稿日:2021/05/08 18:03:16

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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