緑の木陰で
揺らしたブランコ
どこ吹く風の街
雲間の鳥の群れ

今日も想いは流れて
流れにまかせて
明日はどこにいる
どこまでゆくのかな

たとえわずかな光でも
ほころぶ蕾たち
小さな日々のぬくもり
誰かと歌いたい

いつか記憶の花びら
埋もれてゆくけど
重ねる手のひらを
誰かに捧げたい


心の模様を
瞳に映して
広がる 空を見る
優しくありたいね

たとえ寂れた隙間でも
根を張る蕾たち
抱えるカゴの中には
笑顔を摘みたいね

胸の痛みは消えずに
山ほどあるけど
生きてる喜びを
誰かに伝えたい



みどりのこかげで
ゆらしたぶらんこ
どこふくかぜのまち
くもまのとりのむれ

きょおもおもいわながれて
ながれにまかせて
あしたわどこにいる
どこまでゆくのかな

たとえわずかなひかりでも
ほころぶつぼみたち
ちいさなひびのぬくもり
だれかとうたいたい

いつかきおくのはなびら
うもれてゆくけど
かさねるてのひらお
だれかにささげたい


こころのもようお
ひとみにうつして
ひろがるそらおみる
やさしくありたいね

たとえさびれたすきまでも
ねおはるつぼみたち
かかえるかごのなかにわ
えがおおつみたいね

むねのいたみわきえずに
やまほどあるけど
いきてるよろこびお
だれかにつたえたい