タイトル「冬の別れの道」

A1
静かに舞う雪の妖精、銀色に
凍える切ない心に寄り添って

B1
暖たかったあの人に哀愁の影が
漂う

見送りながら過去の日々は
戻ることが無いと知る

C1
出会った時も　同じ冬の日の
静寂に包まれた夜
凍えきった心を寄せ合い温もり
分かち合った

D1
愛は　儚く　静かに溶けて消える
春の雪解けのように

寒く澄み切った夜空見上げて
別れの道

S1
それでも後悔していない
愛し続けたこと
一度だけどこんなに素晴らしい人に
出会えたから

S2
冬を越えて二人は春の道を
歩んでゆく
あの人と過ごした全ての季節は
永遠に

C2
冬の空、眺め甦る
二人で見た満天の星
あの人の優しさが
かなしさをわすれさせてくれた

D2
愛は溶けても　思いは生き続ける
雪がまた降るように

春の訪れの近い
冬の別れの道