どうしたのかな?眉間に皺寄せて
体中強ばらせちゃってさ
言葉に出来ない不安の数々
僕がちょっと料理しようか
下味は程々に大鍋へ放り込んで
コンソメで煮込んで1時間ほど
食べられないものじゃないと思うけど
君には少し苦いかも知れないね
何をどうしたって味さえ付けば
けっこう食べられるもんだよ
塩味だけじゃ飽きるだろうし
困ったらカレー味にすれば良いだけ
ゆで卵も添えておこうか
何か有ったの?ずっと俯いてて
口をへの字にしちゃってさ
怒りにもならない不安の数々
僕がちょっと調理しようか
新鮮な内に丁寧に切り分けて
パン粉をまぶして油で3分
美味しいかどうかは保証できないけど
君の口には合わないかもだね
どれをどうしたって味さえ付けば
なんとか飲み込めるもんだよ
カレー味に飽きてしまったら
次はマスタードをディップしてみる?
炒り卵も添えておこうか
不安に形を付けなくて良いからね
型にはめた不安は調理が難しい
何もカタチが定まらなければ
どんな不安も料理してあげるから
揚げればコロッケ焼けばステーキ
煮込めばポトフで冷やせばプリン
これは僕の身勝手さの塊だよ
気分が悪かったら言ってねなんて
本当に気分が悪かったとしたら
そんな事言いたくもないのにね
せめて盛り付けくらいは楽しくね
精一杯の遊び心と彩りを加えて
仕上げにバジル?パセリ?ローリエ?
君の好みに合わせるよ…って葉山椒?
不安を抱えてることに焦らなくて良いよ
いつでも僕がまた料理してあげるから
もし不安が和らいだのなら
全身の強ばりが緩んだら
次は一緒に料理をしようね
コメント0
関連動画0
オススメ作品
僕に差し出された無糖のブラックコーヒー
頼んだ覚えはないけど
ちょっぴり不運な夜
砂糖とミルクで素顔覆い隠したら
淡々と胃に流し込み
ひとつため息を吐く
コーヒーも別に僕に飲まれたいわけなく
間違いで好きに作られ
勝手に嫌われてる
都合よくカスタムされ消費されるだけ...コーヒーのおいしさはいまいちわからないです
フクロー
A
駆け出した 青空リズム
風がきらめいて 揺れた波
季節をくすぐるね
A'
虹色の砂についた跡
例え 消えてもまた 新しい
思い出を作るよ
B
一面の海の向こう...青い地平線
久遠真雪
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
Not imitation Notes
どこまで どこまで どこまで 歩けた?
はじまり しばらく たどった 五線譜の上
どこまで どこまで どこまで 伝わる?
何度も 消しては 書いてた 手紙みたいで
黒一色の世界 記号音符の世界
いま縦線を通す 1音目が鳴る
込めた想い広がる あふれだしていく...Not imitation Notes
sakagawa
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想