追い越したそよ風が駆ける蒼穹に
高く翔ぶために沈み込む
ざらついた土埃 覚えていよう
翼をもたない僕たちは


飛んでゆく鳥の
羽ばたきさえ聞こえそうな静寂
暮れゆく回り道
なんでもない日の
何者にもなれない僕が
今日もすり減っていくだけ

いつの日か、いつの日か
信じたい心に
諦めという名の影が忍び寄る
立ち止まる、立ち止まる
それで楽になれる
だけど放り出す勇気さえもない

追い越したそよ風が駆ける蒼穹に
伸ばす手をまだ下ろせなくて
突き刺さる憧れから溢れ出した
涙を瞳が拒んでる
いつかきっとこの手は届く
いつかもっと今日より高く
地に着いた痛みまで覚えていよう
翼をもたない僕たちは


そんな日もあるよ
言い訳じみたセリフ 小さく息をする
なんでもないよと
笑う気もないくせに歪んでる口元

下手なんだ、下手なんだ
生きていくことすら
だから夢を追うことは尚更だ
つまずいて、つまずいて
顔を上げたときの
現在地さえもすぐに見失う

不器用で弱くて膝を抱えては
心の深くまで傷ついて
それでいい うずくまる内側にいる
守りたい自分を手放すな


追い越したそよ風が駆ける蒼穹に
伸ばす手をまだ下ろせなくて
突き刺さる憧れから溢れ出した
涙を瞳が拒んでる
いつかきっとこの手は届く
いつかもっと今日より高く
地に着いた痛みまで覚えていよう
翼をもたない僕たちは


追い越したそよ風が駆ける蒼穹に
高く翔ぶために沈み込む
吹き付ける向かい風の中も往ける
翼をもたない僕だから

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【♪】翼をもたない僕たちは

憧れは、いつも遠い

曲:COBA x5884x様

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投稿日:2024/10/29 20:27:02

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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