夕暮れに褪せた花は散って 君を知って
また会おうって指切りした
日焼けした首筋と 何処か半端な七分袖
君を待つ口実と 鐘の音を背に待ちぼうけ
一歩ずつを重ねては 少し下がって涼しんで
雨上がり 仰いだら 透ける雲の道
独りでに咲いた 花が笑う度に
流れてく日の無情さ 思い知るだろう
無意識に掻いた傷は もう笑えるから
遠のいた夏空 もう一度 指切りへ
形の無い程に傷ついて 腫れた痛みを重ねた
見つけてみてよ
不確かな鼓動触って ちっぽけな僕が
君にちゃんと分かるように
錆びついた駅舎に 笑い声が響いた
指切りまた明日 滲む汗が綺麗だ
わざとらしくおどけて 言葉に出来なかった
花びら 宙を舞っていた
明るい夜空と 役目を終えた音
それでもずっと 腕は離さないでいて
呼び合う可惜夜 仰げば尊い春よ
見下ろした海原 もう一度指切りへ
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shima
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