もし世界から 消えたら
考える そう 僕は孤独だ

まずはじめに
頭は中の下 存在ポイントはたったの二点です
顔と服を足すと たったの三点でファイナルアンサー

朝起きパンを焦がし 憂鬱気味のまま電車へ向かって
百点のない場所へ 無意味に足を運んでいくのでした

嗚呼 海水の青い憂いが いま
大気中に散らばって ほら 涙が世界に散る
そこではね 点数のつかない気持ちと心の声が
あぶくの中にとけあって ほら 偉大な海をおおう

夢が泡となりはじけては消える
水死者の水族館 まだ溺れていない僕だけど
嗚呼まただ 落第点 落第点

いつか君を君のままで好きだよと
救ってくれた人がいた
思い出だけ 僕は世界から 沈んでく 終焉

もう、忘れてたよ
テストはいつも 結果を期待する準備すらないよ
「努力をすればすぐに変わる」と
ドラマの詐欺師役が語ってたっけ?
後に残るは『点数』 努力も見られない僕たちの命
水槽の中でただ 酸素が切れるのをまっているようだ

嗚呼 深海の青い憂いが いま
世界中に散らばって ほら 終わりのあぶくが揺れる
そこではね 評価のされない命と徒労の雨が
雨水の中でとけあって ほら 無残な海をおおう

夢が泡となりはじけては消える
水死者の水族館 まだ溺れていない僕たちも
わかってる 落第点 落第点

いつも電車から見るだけの世界が
遠すぎてむなしいんだよ
空気の中 僕はもがいても 沈んでく 終焉
さよなら さよなら 終焉のデコヒーレンス

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

終焉のデコヒーレンス

ゆかりさんに孤独に苛まれる日々を歌って頂きました。

閲覧数:142

投稿日:2016/12/08 18:50:15

文字数:635文字

カテゴリ:歌詞

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