「桜舞う日の落書き」


教室の隅で 1人木漏れ日の中
机に広げたノートに 下手くそな落書き
話す人もいなくて 信じられる人もいなくて
「孤独」という紙にただ闇を走らせてた

光を探して歩いても 黒くて何にも見えない
古びた剣(つるぎ)と錆びた盾でギリギリ生きてきた
あぁどうして なんにも わからないんだ
私なんてここにいていいのかな…

その時、突然差し伸べられた光
それは君の何気ない一言
ねぇ、君も私とおんなじことを
考えていたんだね
心が潤うのを感じた
寄り添う君、あの雲の向こう側へ
行けるだろうか


桜が舞い散る もうお別れなのか
君がいたから今ここにいられるんだろうな
「ありがとう」だけでは足りないから探すよ
もっと伝わる言葉を 絆 紡いだなら

あの時の光があるから 白く輝いているんだね
新たな剣(つるぎ)と強き心の盾で走ってゆこう
まだ答えなんて 見つからないけれども
あの空へと飛び立とうとしてるから

桜の花びらが踊り奏でるメロディー
思い出は色褪せないオルゴール
眩しい笑顔と希望と夢を 教えてくれたんだね
あの歌、あの言葉が今でも
未来へと進んでゆくための糧と
なっているんだ

それぞれの道へ進み いずれ
忘れてしまうんだろう Ah…

あの時の君はもういないけど
心の奥底で 光を 灯し続けている
まるで落書きのような日々が宝物だったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【Lyrics】桜舞う日の落書き

閲覧数:39

投稿日:2025/03/24 19:31:27

文字数:588文字

カテゴリ:歌詞

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