・・・ある日の夜・・・
ここにまた違うマスターと初音ミクがいた・・・
ガチャ
ミク「マスター!暇ー!明日どこか行こうよ!!!」
ミクは明るく元気にマスターの部屋の扉を開けた
マスター「ちょ!いきなりノックなしで入ってくるな!!!」
ミク「ん~?何でですか~もしかしてー?変なもの見てたんですか?」
マスター「そそそそそんなことないよ!」
ミク「ふ~ん・・・エッチな物とか?」
マスター「エッ・・・もううるさい!!!出て行ってよ!」
マスターは急なミクのセリフで焦る
ミク「ふふふ、かわいい~♪」
マスター「もう~ミクお姉ちゃんのいじわる・・・」
マスターは最近ミクは出会いお互いは「パートナー」になっている
ただしマスターは若く女性と話すのが苦手な様子だ
だからこんなにいじられているのだ
ミク「それでマスター明日どこかに行きましょうよ!」
マスター「でも僕どこにも連れて行くようなお金ないし・・・」
ミク「もう!行動力ないんだから!女の子から誘われるなんて羨ましい!と思う人
いっぱいなんですからね!」
マスター「でも・・・あの・・・」
マスターは戸惑う
ミク「ん~それならショッピングモールに行きましょう!」
マスター「あ~あの大きな所?でも何もできないような?」
ミク「あ~もう!なんでもいいから行くのです!」
ミク「明日は8時起きです!寝坊しないでね!」
マスター「・・・」
ミク「返事は?」
マスター「はい!!!」
ミク「なんだ~わかればいいの~じゃあ!おやすみ♪」
バタン!
とミクは明日の約束を交わし勢いよく扉を閉めた・・・
マスター「・・・なんか疲れた寝よう」
マスターはそのまま眠りについた・・・
・・・次の日・・・
ミクは朝早くに起きて服選びをしていた
ミク「ん~マスターは行動力がないというか男らしくないというか・・・」
ミクは昨日のことを思い出しながらぶつぶつ言っていた
ミク「そうだ!この服でちょっと露出度高めの服を着ていけば・・・!!」
ミクはニヤニヤしながら服を選んだ
ミク「よし!サングラスにお花の髪飾りもOK!」
バタン!
ミクはそのまま外へと向かった
マスターはもう外で待っている様子だ
マスター「あ!ミクもう準備できた・・・?」
ミク「マスターおはよ!!!どうこの服?いいでしょ?」
マスター「ちょっとミクお姉ちゃん!その服は・・・あの・・・」
マスターは急に手を前に出してあたふたしている
今のミクの服装はピンクの肩紐ワンピースに胸の上あたりには
黄色い水玉模様のふりふりが付いていて靴はサンダル
そのせいか腕と首周りの露出度が高めで
頭には左側にお花の髪飾りおでこにはサングラスがかけられてる
まるで水着のような格好だ
ミク「んー?どうしたんですか?顔が赤いですよー?」
ミクはニヤニヤしながら近づく
マスター「もう!変えてきてよ!」
ミク「いーやーでーす!今日はこれで行きますよ~」
マスター「はあ・・・・(なんかもう疲れる未来しか見えない)」
マスターはため息をつきながらそんなことを考えるのであった
・・・数分後・・・
マスター「着いたのか・・・」
二人がついたモールはかなり大きな所である食品、家具、服
フードコート、などたくさんのエリアがあり
階層は1階、2階、屋上とかなり大きいモールだ
ミク「うんうん!やっぱりここは大きい!」
ミク「さあ!楽しみますよ!マスター!」
マスター「わかったからまってよ~」
二人はそのまま店内を見て回る
そして昼頃あるカフェで休憩することとなった
ミク「ここのカフェいいですね~ここで休みましょう~」
マスター「うん・・・」
ミク「なんですかー?さっきから~下向いちゃったりしてー」
マスターは家から出てミクのことを直視できていない様子だ
マスター「やっぱりすごい恥ずかしいんだよ!帰ろ?ね?」
ミク「も~!だめ!・・・ん?」
とミクはここでカフェ看板のある文に気が付いた
≪今ならカップル割引よ~むふふ~♪≫と書いてあった
ミク「おおおお!これ割引かかるんだ!」
マスター「でもカップル限定だよ?」
ガシッと急にミクの手が伸びる
マスター「待って待って!」
ミクはマスターの言葉を無視して手を引いて店員のもとへ向かった
ミク「すみませ~ん私たちカップルです♪」
マスター「・・・え?ミクお姉ちゃん!?」
店員「むふふ~♪かしこまりました。ではこちらへ・・・」
マスターが焦る中店員が案内をする
二人は席に案内され着席した
ミク「カップルおすすめのメニューは何ですか?」
マスター「・・・(だめだ顔が熱いそれにドキドキする)」
店員「こちらのスペシャルイチャイチャパフェがいいですよ~」
ミク「じゃあそれで!」
店員「少々お待ちくださいませ~では楽しんで♪」
ミク「ん~マスター?マスター!」
マスター「ななななんだよ!」
ミク「さっきから静かですよ?具合でも悪いんですか?」
マスター「なんでもないから!大丈夫だから!」
ミク「・・・(これはちょっとやりすぎかな?いやいや!これからこれから!)」
ミク「マスターそんなに恥ずかしいですか?顔赤いですもんね~」
マスター「・・・え?そんなことないし!余裕だし!」
マスターは冷静な判断が出来ていないのか強がっているふりをしている
ミク「ふふ~ん・・・(ほんと面白いですね♪だから私はこんなマスターが・・・)」
二人はそんな会話をしていると店員がメニューを持ってきた
店員「お待たせいたしました。こちらがスペシャルイチャイチャパフェでございます」
ミク「ありがとうございま~す♪」
マスター「・・・」
スペシャルイチャイチャパフェはイチゴ、ミカン、パイナップル、と
いろいろな果物が乗っており、チョコや生クリームなどでハートが描かれていて
かなりかわいらしい見た目だ
ミクはさっそくスプーンを片手にとり食べる
ミク「あむ・・・ん~おいしい!」
マスター「・・・たしかにおいしい!」
しばらく無言が続く中スプーンを進めているとミクがある行動を起こした
ミク「はい!あ~ん」
マスター「え?」
マスターの中の周りの空気が固まった
ミク「あ~ん!口開けて!」
マスター「ミクおお姉ちゃん?無理無理無理!」
ミクは無視してスプーンを差し出し続ける
マスター「やけくそだああああ!」
パクッ
マスターは顔を真っ赤にしてやけくそになりながら食べた
マスター「はあはあはあ・・・これでいい?」
ミク「うん♪合格!じゃあ次は私の番♪はい!」
とミクは口を大きく開けた
マスター「・・・・だああああああもう!無理だって!」
ミク「・・・」
ミクは何も言わず口を開け続ける
マスター「・・・えい!」
マスターはミクの口の中にスプーンを入れた
ミク「ん~おいしい♪なんだやればできるじゃんマスター!」
マスター「・・・うん」
二人はそのままパフェを食べて店内をしばらく歩いた後
ショッピングモールを後にした
・・・帰り道・・・
辺りはは夕日に包まれている
ミク「ねえねえ!今日はありがと♪」
マスター「う、うん」
ミク「私すっごく楽しかった!」
マスター「・・・」
ミク「まだ私たち出会って間もないけどこうやって笑いあえるほうがいいよね?」
マスター「・・・うん!でも今日は恥ずかしいや」
ミク「ふふふあの時のマスター可愛かったですよ~」
またマスターの顔が赤くなる
マスター「もう!忘れてよ!」
ミク「嫌です!脳内フォルダーに保存しましたからね♪」
と二人のそんな楽しそうな会話が辺りに響いていた・・・
END
あとがき
どうもおはこんにちわ~!UP主(みっく)です!
ここまで読んでいただきありがとうございます!!!
今回も絵師さんの作品を物語にさせていただきました!
すごく楽しかったです!
さてさて今回の物語は出会って間もないミクちゃんとマスターの物語
今回のミクちゃんはかなりお姉さんのように見えて
小悪魔系にも見えましたので上の立場なんですね~
しかも出会って間もないためすごくマスターが可愛がられていますw
(羨ましいなあ~!)
でも?ミクちゃんは可愛いマスターが好きな様子?あああ~いい関係♪
マスターは恥ずかしいながらもミクお姉ちゃんと言い
大切にしていますよね~ただし勇気がない~
一番この二人が早い目にくっつきそうでくっつかなさそう
そんな関係ですかね?
ミクちゃん頑張れ!マスター頑張れ!と言いたいですね!
そしてそして~!
今回のタイトルは
『一つの出会い』
ですよー!今回は絵師さんの作品を私が見つけて『出会った』
ミクちゃんもマスターと『出会って間もない』時に
二人でデートした物語だから
そしてこれからも色んな『出会い』があるだろうから
『一つの出会い』
というわけですね~!
みなさんもこれからいい出会いがありますように!!!
私も出会いを探しますよ!!!
では本当にここまで読んでいただいてありがとうございました!
次回までまた!!!!
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