薄曇り
銀色の花
舞い落ちては積もり

瞬(まばた)く間だけの
面影を描く


君をなくして冷えた指
今は まだ暖めたくなくて
空白の雪野原に
ひとつきりの青い影

降り積もるこの花のよう
君がいた 懐かしい時間は
まだ綺麗になりきれず
切なさだけ募らせて

薄曇り
銀色の花
舞い落ちては積もり

つかの間 夢を見てた
青い影ふたつ


銀の花びら踏みしめた
君の 痛みが知りたくて
叶わないと知りながら
未だ ここに立ち尽くす

じんと刺さる花の欠片
痛み 留めておきたくて
望まれないと悟りつつ
全て 凍りつけと願う

薄曇り
銀色の花
舞い落ちては溶けて

薄曇り
凍らずの涙
伝い落ちてにじむ

もう 何もかも全て
留めることかなわない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鈍銀(にびぎん)

な、長い…
ちなみにタイトルは造語ですのであしからず。




4/5 素敵なイラスト付けていただきました!
http://piapro.jp/a/content/?id=q4q5ds7g8p6wxtvu フジタさま

ありがとうございます!

閲覧数:616

投稿日:2008/04/05 13:59:08

文字数:325文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • おち

    おち

    その他

    フジタ さま:
    素敵なイラストありがとうございます!そちらにもご挨拶に参りますね~。
    今後もどんどん詩を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします(^^)

    2008/04/05 13:56:51

  • フジタ

    フジタ

    使わせてもらいました

    初めまして、フジタと申します。
    少し前からおちさんの詩を拝見させて頂いていて、イラスト描かせて頂きたいなーと機会をうかがっていましたら、イラスト募集中のタグがつけられていたんで思わず!と勢いで描かせて頂きました。
    世界観を壊してしまわないか心配ですが、一応こちら置いておきます。
    http://piapro.jp/a/content/?id=q4q5ds7g8p6wxtvu

    おちさんの書かれる世界が好きです。
    これからの詩も楽しみにしています^^

    それでは失礼いたしました!

    2008/04/04 23:39:53

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