狭い箱の中で暮して
小さな夢ばかりみていて
世界の大きさなんて知らなくて
僕の見上げる空はいつも
1㍍の正方形の形をしている

小さな世界で生きて
小さな希望も持てなくて
世界がどんなものなのかも知らなくて
僕の行動範囲はいつも
1㍍の正方形の中だけです

誰かが何かを呼ぶ声がする
「何だろう?」
気になって背伸びをしてみたけれど
周りの壁が高すぎて
外の様子は見れませんでした

興味を持って頑張ってみて
それが報われなかった時の
辛さというものは相当大きな
ショックとなる
それが怖くて
僕はここ(箱の中)から出られません


狭い箱の中で過ごして
小さな夢さえも見なくなり
世界の事なんてどうでもよくなって
僕はいつの間にか空を見ず
この箱中で小さく丸まっている

小さな世界で生きて
小さな希望も持てなくて
世界がどんなものなのかも知らなくて
僕の頭の思考はいつも
外の世界の事でいっぱいだ

誰かが何かを呼ぶ声がする
「…」
気になってはいるんだけども
どうせまた失望すると思うと
外の様子を見ることができません

勇気を出して頑張ってみて
そこに光が差し込んだとしたら
喜びという名の大きな幸せが
舞い降りるだろう
その時を待ち続けていたら
僕はいつの間にか歳をとってしまった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

箱(おり)の外

ちょっとした幸せを。

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投稿日:2010/03/09 18:45:56

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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