まだここで
虚しく息をする
いつかの愚かさは
未だ分からないまま

不可逆な現状の最中
微睡みにとどまった僕は
煙る曇天に沈んだ

抜け出してパティキュラリティ
掴む羨望は酷く無様に
はみ出してシンギュラリティ
絶望の先が影を見せる

まだここは
何も変わらぬまま
静かに息しては
手も付けられぬまま

手の着いた喧騒は顕
そのままに堕ちていくの
何も分からないままだね

見逃してシンプリシティ
賢し厭らしい夢を見せてよ
どうでもいいの?オリジナリティ
悪意の水底へ堕ちていく

何度でも
手を伸ばしてみては
花冷えに埋もれて
まだ芽は出ないまま

火の付いた抗争はいつか
激化して巻き込むの
高層ビルを見下ろして

繕ってアイデンティティ
無に帰す全てを知り得もせずに
こんなんだってレシプロシティ
愛すことさえも出来ないまま

消え去った健常は未だ
定義もされぬままに
煙る街に火を放った

理解してアクチュアリティ

抜け出してパティキュラリティ
掴む羨望は酷く無様に
はみ出してシンギュラリティ
絶望がいまだ影を見せる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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火を放って。

閲覧数:33

投稿日:2024/05/25 01:28:31

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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