優しい色に染まる 自分に絶えられなくなる
傷つくことに慣れすぎていて ひどく怖くなった

震える手 離れないで
嫌いなわけじゃないのに

癒えない傷が 深く深く
何度も救われるような夢を見る
君の手が僕の傷を 癒すことはないけど
錯覚(ゆめ)だけでも感じていたい



闇に足を取られて 自分を見失いかけても
君は僕に優しくする 来ないでと叫んでも

痛いんだ 君の声が
暖かくて泣きそうになる

沈んでいく 意識の果て
いつも手首に見とれてしまう
君と肩を並べて 時間(とき)を過ごしたいけど
ここにいちゃいけないんだと思った



愛される幸せの 重さに絶えきれなくなる
僕が手を伸ばす先に いつもいて欲しいけど

怖いのに 望んでるのに
僕は君に会えない

思い出して また泣いて
君が触れ続ける 優しい傷跡
もっと愛してほしいと願う それだけでよかった
ひとりきりここで 夢を見る


ひとりきりここで 夢を見る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

はりねずみ 【帯人】

久しぶりに歌詞を書いたのであげておきます。
小説の「優しい傷跡」の帯人をイメージしながら書きました。

誰か「優しい傷跡」のイメージソングを作ってくれないかなぁ、と妄想中^^

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投稿日:2009/03/23 02:01:04

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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