A白く昇る息 そろそろ時間かな
 漁火が瞬いて 楓の葉みたい
 月は西へ旅を続け 船出を見てる
 烏よ 君はどこへ行くのだろう
 うつらうつら 僕も行こう

S蒼天に満ちる 結晶を追いかけて
 鐘がなる いざ旅立ちの時
 夜半の景色 夢を追いかけて
 いつか掴み取るために

B白く昇る太陽 そろそろかな
 漁火は遠く過ぎ 楓の葉もなく
 月は沈み旅を続け 船出を祝う
 烏よ 君も辿り着けただろうか
 うつらうつら 僕も行こう

S蒼天に満ちる 結晶を追いかけて
 鐘がなる さあ旅立ちの時
 夜半の景色 夢を追いかけて
 いつか掴み取るために

 月落ち烏鳴いて霜天に満つ この時に誓ったんだ

全文ひらがなver

Aしろくのぼるいき そろそろじかんかな
 いさりびがまたたいて かえでのはみたい
 つきはにしへたびをつづけ ふなでをみてる
 からすよ きみはどこへいくのだろう
 うつらうつら ぼくもいこう

Sそうてんにみちる けっしょうをおいかけて
 かねがなる いざたびだちのとき
 やはんのけしき ゆめをおいかけて
 いつかつかみとるために

Bしろくのぼるたいよう そろそろかな
 いさりびはとおくすぎ かえでのはもなく
 つきはしずみたびをつづけ ふなでをいわう
 からすよ きみもたどりつけただろうか
 うつらうつら ぼくもいこう

Sそうてんにみちる けっしょうをおいかけて
 かねがなる さあたびだちのとき
 やはんのけしき ゆめをおいかけて
 いつかつかみとるために

 つきおちからすないてそうてんにみつ このときにちかったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
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月落ち烏鳴いて霜天に満つ

 今度は漢文から書いてみました。中国の詩人、張継(ちょうけい)さんの残された楓橋(ふうきょう)夜泊(やはく)からです。
 張継さんはすでに何百年も前に亡くなっているようです。
 今回も四字熟語オンラインから調べ、さらに「格言・故事成語」講座(4)から参考にしました。
 題の読みは「つきおちからすないてそうてんにみつ」です。

参考サイト
「格言・故事成語」講座(4)
http://www2.odn.ne.jp/kotowaza/BBS/KANSI/kansi-meigen-meiku/11~20/21~30/KANSI/4-kansi-yurai/31~40/45-huukyou-new.htm

漢詩の朗読
http://kanshi.roudokus.com/fuukyou.html

四字熟語オンライン
https://yoji.jitenon.jp/

Weblio類語辞典
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%82%89%E3%81%86%E3%81%A4%E3%82%89

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投稿日:2018/10/23 14:02:16

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

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