消えていきそうな意識ばかり
どこで落としたのか分からない
ポッケを探してみたって遅くて
次の日に忘れてしまう薄情さ
同じ想いで作られた違うもの
コピーじゃないのに同じに見える?
誰かに委ねている答えなんて
君の気持ちですぐに消し飛ぶよ
続くこと繋げてくこと見えずに
不安な呼吸で教科書をめくる
弾いて転がった鉛筆の面には
どんなおまじないが書いてあった?
あの時信じたちっぽけな噂より
一言伝えるだけでいいなんて
誰だって私だって知ってたよ
不謹慎に遊んでたの自分自身
散っていきそうな知識ばかり
どこに閉じ込めたか分からない
引き出し探してみたって意味ない
明後日に気にしなくなる飽き性
違う心に芽生えてた同じこと
ホビーじゃないのに本気に見える?
誰かに同意求め答えたって
君の気持ちが指す方にしかない
紡ぐこと積み上げること見せずに
腐乱な訴求で遺言書包む
結んで広がった消しゴムの角には
誰のお名前が書いてあった?
あの時信じたちっぽけな合い言葉
全部忘れちゃえばいいなんて
誰だって君だって知ってたね
不道徳に味わったの世界二分
確かめてほしかったんだもっと
理由も原因もあったんだって
安らいでいたかったんだもっと
君も嘘もここにあったんだって
今だって笑い飛ばせば済むのに
もう思い出す人はいなくて
どこかの草むらで黒ずんでる
傷だらけの友情みたいなもの
褒められるほどまともじゃないし
怒られるほど間違ってもない
呆れるほど逸れてるわけじゃない
ひたすら中身がないだけだったんだ
舞っていきそうな涙ばかり
どこで咲いているのかも知らず
水をあげてみたって叶わない
一生捨てられなくなる凝り性
迷うみんなが持っていた願い事
アウェイなのに全力投球
誰かに帳尻合わせたって
君に会いに行けばいいだけの話
尽きぬこと釣り合わぬこと言えずに
歪んだ知能で請求書は束に
慌てて消し去った黒板の端っこに
君の名前は書いてあった?
この時信じたちっちゃな逃げ口上
全部壊しちゃえばいいなんて
誰だって今だって蹴ってたね
非公式に逃げてたの未開地区へ
赤の空も青の空も白の空もない
俯いて見えるのは水たまりの泥
そうやって気まぐれに開いた目に
丁寧に塗った真っ黒な空が見えた
そこに誰かが針でちいさな
光る穴を開けて遊んでた
あの頃の私たちみたいな
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想