待ちきれなくなっちゃって
空を見上げた
僕はずっと公園で 「かくれんぼ」していた
置いていっちゃうなんて 思った瞬間だった
ナニかこっち見てる 
カラスが鳴いてる もう帰ろうか

喧噪な街並みだって
なんて誰が思うだろう
ヘンテコな静寂で 見た目は何も変わんないな
足早な帰り道は 追い付けない呼吸のまま

そんなことよりどうして
さっきから誰も居ないんだろう 

藻掻いて 進んで また同じ
景色は遠く 行き止まり
標識の記号に 目が合うとき
時計の音が止まる

また会えたね 聞こえる
あなたのその声が 私に手招きしてる
木犀の香り 漂う狂気
間違っちゃいないけど もう一度あなたを見てた
言えない記憶 生まれの選定
間違うまで見てた こんなになるまで見てた
逃げ場もない ココロ奥底へ
でも私は

アナタジャナイカラ

愛されたいと願うことが
それも全部 いけないことで
「その体を返して」って
暗闇深く叫んでいる
本当は望んでいた
この世に生まれること
こうするしかなかったって 

ソイツハワタシジャナイ

だから ボクは
あなたのその全てが
ウレシクテ ズット マエカラ マッテタヨ
そう

ダレ消ガレ?

待ちきれなくなっちゃって 声を荒げた
標識からずっと 君を探してた
誰も気づかないなんて 思った瞬間だった
世界が歪んでいる
カラスが鳴いてる

また会えたね 今なら
あなたのその全て もう一度取り戻せれば
いらない記憶 本当の自分を
間違うまで見ちゃったら もう一度騙されそうで
抱えきれない 永久の季節を
それでも帰りたいと 私は手招きしてる
逃げ場もない ココロ奥底へ

ほら
おつぎは
アナタジャナイかな
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アレゴリーバニシング/初音ミク

【無色透名祭Ⅱ】

https://site.nicovideo.jp/mushokutomeisai/

応募番号: M2_1615

閲覧数:108

投稿日:2023/11/21 19:31:30

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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