銃口を向け合うよりも
綺麗な花を贈りたい
意味さえ分からない
生に生きるなら

あの時空を切り裂いた
銃弾が花の種なら
嘆きでも憎しみでもなく
花が世界を覆ったのに

戦った彼らは何を想ったのだろう
憎しみ合うだけの戦場で
死の恐怖を覚えながらも
幸せだった頃の記憶を

荒れ果てた地で涙する
想いは遠く彼方へと
どうしてか分からない
矛盾が傷つける

あの時未来切り捨てた
独裁者を何故許して
間違った支配のもとで
傷付けあったのだろうか

ただ悔いた彼らは何を想ったのだろう
過ちばかりの人生に
ひとかけらの勇気が先を
変えられた筈と云う後悔が

幾つもの平和を求める声は
幾度(いくたび)も血に穢された
鳩が駆けるはずの空はいつも
涙の色に染まって

戦った彼らは何を想ったのだろう
愚かな幾度目の過ちを
歩み続ける輪廻の中に
平和の花は咲き誇るのか

銃口を向け合うよりも
綺麗な花を贈りたい
空を鋭く裂く
悲劇のそれよりも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

銃口に咲く花

戦争反対。

閲覧数:112

投稿日:2009/07/27 19:02:52

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • 風彩

    風彩

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    >日向さま
    共感していただけるほど素敵なものが書けたようで、嬉しいです^^
    勿体無い褒め言葉、本当にありがとうございます…///
    本当に、戦争はなくなればいいですよね^^;
    感想ありがとうございました。

    2009/08/14 21:25:50

  • 日向-ひなた-

    日向-ひなた-

    ご意見・ご感想

    なんか共感…というか、この詩を読んで自分の中で何かが動いたような気がします。
    素敵ですね。
    本当に戦争がなくなればいいのに…。

    2009/07/27 19:14:49

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