「そういえば、マスター」
「ん?何?」
「刀とか銃とか持っちゃ駄目ですよね?」
一瞬の沈黙。
「あー…うん、駄目だね」
「…忘れてましたね?」
「いや…ほら!カイト達が実体化してる時点で非現実な事だし、今は気にしちゃいけないよ」
有紗は乾いた笑いをしながら言い訳を言っている。
「つか、家に戻らね?外にいたら危ないんじゃねぇの?」
「あー…そうだね。これ以上は危険っぽいしね」
アカイトの言葉に頷き、家に向かって歩き出す。
「おい!そこの君達!」
「え?あ…はい。なんでしょうか?」
多分警察だろう。
暗くて良く見えない。
「ファミレスにいた四人組だな?」
「…は?」
有紗は冷や汗を流す。
(ヤバいだろ…これ)
有紗は警察であろう男に笑顔で答える。
「なんの事ですか?」
今は嘘をついて逃げる事だけを考えた結果らしい。
「私は今、コンビニに行く所なんですが?それじゃ…」
そう言ってその場を去ろうとする。
「嘘が通用するとでも?」
「っ!」
離れていたはずの男がすぐ後ろにいる。
喉には何か当たっている。
「カッターでどうするつもり?」
「あんたらみたく違反行為はしたくないからな」
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有紗は男を見た。
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