ある日の朝…
ここにまた違う初音ミクとマスターがいた
マスター「ミクー!今日良い天気だから遊びにいくかー?」
と朝からマスターの声が聞こえた
ミク「え・・・?どこにいくんですか?」
マスター「どこも予定はないけど家にいるのももったいないだろ?」
マスター「どこか行きたいところあるか?」
ミク「んー私あんまりお店がたくさんあるところとかには行ったことないのでそこがいいです、あ・・・私わがままを」
マスター「いいよいいよー!おう!ならそこに行こうか!」
ミク「え・・・はい・・・」
ミクとマスターの関係は色々ある
今回は昔のマスターがこのミクを捨て
それを発見した新しいマスターが世話をしている
ミクも何で捨てられたかとかはわかっていないらしく
マスターも捨てられたことを知っていながら何も聞かない
そんな不思議な関係である
二人は徒歩で外に出て賑やかなショッピングモールへ向かった…
…数分後…
マスター「さぁついたぞー!」
ミク「・・・人がいっぱいいますね」
二人がついたモールはかなり大きな所である食品、家具、服
フードコート、などたくさんのエリアがあり
階層は1階、2階、屋上とかなり大きいモールだ
ミク「マスター!行きましょう!」
マスター「そうだなー!行くか!」
ミクは初めてのところだったのかかなりワクワクしている様子だ
そのまま中に入り二人は店内を見て回る
しばらく歩き2階のあるエリアに着いた時
ミクが足を止めた
ミク「・・・ここかなり賑やかなところですね」
マスター「あ~ここはそうだね『ゲームセンターだからねー』」
ミク「ゲームセンター?」
二人が足を止めた場所はゲームセンターで
色々なゲームがあった、音ゲー、コインゲー、UFOキャッチャー
などたくさんの機械と休日のためかたくさんの人で賑わっている
ミク「どんなところなんですか?」
マスター「お金やメダルを使ってゲームをするところだねー楽しいぞ?やってみるか?」
ミク「いいんですか?それならやってみたいです!」
マスター「一応お金にも制限あるから今回は商品を取るやつでいいんじゃないか?」
ミク「わかりましたー!」
ミクはそこからUFOキャッチャーエリアの商品を見て回るそこでまた足を止めた…
ミク「あ・・・このぬいぐるみ可愛い・・・!」
マスター「おおーほんとだこれは可愛いなー」
二人が見つけたUFOキャッチャーのぬいぐるみは「初音ミクの可愛らしいぬいぐるみでネギを抱えていて、表情はホッペが少し赤く、笑っていた」
マスター「…おけ!これいくか!」
ミク「はい!」
まずは初心者のミクのためにマスターが説明しながら操作を始めた
マスターは機械にお金を入れ
右・・・左の矢印ボタンを順番に押し
UFOキャッチャーを動かす
ウィーンと商品に当たるが少し動いただけで元の位置に戻った
マスター「…まぁやりかたはこんな感じだ大丈夫か?」
ミク「わかりましたー♪よーし頑張るよ♪」
マスター「…(このUFOキャッチャーまずいかもな)」
マスターは一回して嫌な予感がしていた・・・アームがかなり緩いのだ
ミクはそんなことも知らずに始める
チャリンッチャリンッ
お金の音が響く
ミク「え?なんで?今いったいったのにー!」
ミクがかなり苦労している
ミク「もう一回もう一回!」
お金がどんどんなくなる
ミク「よし次は次は!!!」
マスター「…ミク?あと300円だから三回だ」
ミク「・・・え?」
そのマスターの台詞でミクの空気が固まった
ミク「これは…ごめんなさい無理ですね…私マスターのお金を…」
ミクがかなり悲しそうな表情をする
それを見たマスターは我慢ができなかった
マスターは口を開き始める
マスター「ふーん諦めるんだ…でもな俺はそんな表情見せられたら諦めれぇな」
ミク「え?」
マスターは急にUFOキャッチャーを操作しているミクの手の甲に自分の手を置いて手と手を重ねる形をとった
マスター「こうすれば二人の力が出るな!」
ミク「え…はい」
ミクは急すぎるマスターの行動に驚きを隠せない様子だ
マスターはそんなことに気がつかないままはじめる
ドクンドクン
ミクの胸の鼓動が早くなる
ミク「…(えなにこれ胸の辺りが)」
マスター「うおおおお!」
ミク「…(マスターの顔が近い、それにこんなに手大きいんだ…そして優しいんだ)」
ドクンッドクンッ!!
そんなことを思うと鼓動が早くなる
ミクの顔も赤くなっていた…
ミク「…(どうしようマスターの顔が見れない・・・?なんで?)」
マスター「ラストおおおお!!!これで…どうだ!」
ガコンッ
すると!マスターとミクの二人のボタンの離すタイミングが良かったのか
うまい具合にアームが引っ掛かり初音ミクのぬいぐるみをゲットした
マスター「よーしなんとかなった!ミクやったな!…ミク?」
ミクは下を向いているよく見ると耳まで赤い
しかしマスターはそのことに気が付いていない様子だ
そしてマスターが心配しているのに気が付く
ミク「え、や、やったー!」
マスター「どうしたんだ?具合でも悪いのか?」
ミク「なんでもないですよ!!」
と先にぬいぐるみを持ちながらミクは行ってしまう…
…数分後…
辺りは夕日に包まれていて赤く染まっている
あれからミクはなぜだかわからないがマスターとの会話もない
マスター「ミク?俺何かしたか?」
ミク「いえ!なにもですよ!!!」
マスター「本当か?」
とマスターはミクの顔を覗こうとする
ミク「なんでもないから!(あーもうなんなのこれ意味わかんない!)」
ドクンドクンッ
マスターの顔が見えるたびに鼓動が早くなる
ミク「…でもお礼は言わないと…」
ミクは覚悟を決めこう言った
ミク「マスター!今日はありがとうございました!こんな良い経験して凄く嬉しかったです!」
ミク「だから…だから!今度またおでかけしましょう!」
マスター「なんだーそんなことかーいいぞーいつでもー!」
よく見るとミクの胸には初音ミクのぬいぐるみが抱えられていた
そして夕日にも照らされミクの最高の笑顔が見える
まるで初音ミクのぬいぐるみを真似するかのようだ
ミク「今日の夜の予定は何ですか?」
マスター「そうだなーテレビでも一緒に見るか?」
ミク「はい!!!」
二人はそんな会話をして笑いながら帰るのであった!
END
あとがき
おはこんにちわ~こんばんわ~UP主(みっく)です!
まずはここまで読んでいただきありがとうございます!!!
今回も絵師さんの作品を見て物語を作らせていただきました!!!
絵と文のコラボ楽しんでいただけたでしょうか?
私はすごく楽しかったですよ!!!
今回の物語はミクちゃん捨てられちゃったんですね~
でもマスターが拾ったうんうん~よかった!
ミクちゃんも昔色々あったのか感情をコントロールできていません
マスターももちろんミクちゃんと出会って間もないためか
わからないんですね~
しかし今回の作品後半につれミクちゃんの感情にいろいろな変化が
来ています!皆さん気が付きましたか?
元気に明るくなっているんですね~!
後途中のこれは・・・恋ですかね?wまあミクちゃんは昔のマスターには
こんな経験もなかったためかわかってないご様子
マスターも鈍感なんですねー(羨ましいw)
そんな二人の一つの物語
そして私と絵師さんの物語でした!
そしてそして~!
今回のタイトルは
『贈り物』
ですねー!今回は絵師さんが私にこの絵を贈っていただいて~
そして!ミクちゃんのためにマスターが絵師さんの『絵』を
届けるために必死に頑張っているからこのタイトル名です~!
私タイトルを考えるともう一回絵と文を何回でも見返したくなるんですねー!
皆さんはどうですか!!!
この作品にもまだいろいろなシーンがありますー!
最後の夕日のシーンとか私は想像するだけで興奮しますね!
ミクちゃんの可愛い最高の笑顔どんなのかな・・・w
では本当にここまで読んでいただきありがとうございました!
次回まで!!!また!!!
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