いつまでもそっと隠しておいた
見ることのできない恥ずかしい気持ちを
誰かに掘り起こされて空っぽにされた
最初から無いのを見つけられたみたいな
そこにあったのは私のものだって言えなくて
間違いなくそこに存在したとも言えなくて
うなずくフリで逃げてばかり痛んだ笑み
忘れたかったなんて言い訳も空々しいね
見失ってホッとした本心に追いかけられて
私は何度目かの旅を続けたんだろう
寂しそうにこっちを見ないでよ鬱陶しい
嘘つきの成績が満点でも本音の前では
誰かがこぼした涙の跡をかき分けてく
それが自分に起こること考えもせずに
なんでかなどっと増えていたの
取ることのできない忌まわしい思い出
どこかに捨て置かれて乾ききってる
最期までアイを見つけられなかったの?
それを見てたのは私だけだって言えなくて
何違わずそこに生きていたとも言えなくて
呼ばれたフリで避けてばかり刻んだ意味
会いたかったなんて言い草も甚だしいね
飛び散って安堵した真意につきまとわれて
私は何度目かの夜を忘れたんだろう
楽しそうにあっちを見ないでよ忌々しい
ペテン師の手際が三つ星でも鏡の前では
誰かのあふれた笑顔のそばを駆け抜けてく
それは自分に関係ないって言い聞かせ
時間ならいくらでもあるんだって
いつかゆっくり始めれば良いんだって
どうしようもない呆れた呪文ばかり
飲み込んだ呪いの言葉 味は言えない
振り返ればいつだって待っててくれたのに
口を開ければ止まらなくなりそうで嫌だった
どこかに捨てたはずの音色を奏でそうで
聞いてほしかったなんて絶対言いたくなかった
だから忘れてもらえるまで蹲ろうって
意固地になってどこにも行けなくなって
誰も通らなくなった路地裏の隅っこで
持ち主が分からなくなったままの感情で
見失ってホッとした本心に追いかけられて
私は何度目かの旅を続けたんだろう
寂しそうにこっちを見ないでよ鬱陶しい
嘘つきの成績が満点でも本音の前では
飛び散って安堵した真意につきまとわれて
私は何度目かの夜を忘れたんだろう
楽しそうにあっちを見ないでよ忌々しい
ペテン師の手際が三つ星でも鏡の前では
願うことも祈ることも手放したのに
途方もない過去とちっぽけな明日は共に
ハートのマークを引き裂こうとして笑う
緩やかに下降をたどる鼓動が癒やしたのは
嘘の無い世界へ行ける証明書
小さく折ってヒコーキにして投げた
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