悪の召使
あらすじ
10年前、仲良かった俺の片割れと離れ離れになってしまった俺はある悪逆非道の王国にいた。そんなある日、兵士を殴った俺は王女の前に連れて来られた。
第二話
「王女、コイツは国の寄付金を出さず、しかも兵士まで殴ったんですよ!!」
兵士が熱く語る。
「わかったわよ。そこの金髪の青年。頭をあげて、顔をよく見せて。」
言われた通り顔をあげると、そこには……リン?
王女も驚いた様子で、見てくる。
「…レン…なの?」
震えた声で、聞いてくる。
「…リンなのか?」
俺も聞き返す。
「この無礼者!!レンから手を離して!!」
「は、はい」
…まさか、本当にあのリンなのか?
り、リンがこの国の王女なのか?
「レン、私ね…私ね…」
ゆっくりと近づいてくるリン。
ギュッ
抱きしめられる俺。
十年前と変わらない、温もりだ。
「会いたかった…」
そう耳元で、囁かれる。
「俺もずっと会いたかった」
抱きしめかえす。
こうして、俺はリンと永遠に一緒にいる為にリンの召使になった。
「レン!おやつの時間だわ」
おやつの乗ったお盆を見つめながら、走ってくるリン。
「リン。今日のおやつは、ショートケーキだよ」
…大好きなスイーツが、前に出ると俺の大好きな笑顔になる。
「いっただっきまー「ちょっと待って。先に、自分が荒らした部屋片付けて」
そう簡単に、スイーツはあげない…だって、俺。意地悪だから。
「意地悪ぅ~!先に食べてもいいじゃん」
「リン王女。貴女は、王女なんだよ?それに…ちゃんと、しないと…嫌いになっちゃうよ。」
俺が耳元で、囁くと真っ赤になるリン。
「き、嫌いに、なんか…ならないでよ…。ねぇ、ちょっとてつだってよ。」
「仕方ないな…」
俺は、そう言ってまた甘やかしてしまった。
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